アメリカの大手通信会社ベライゾンが、2019年4月3日、第5世代(5G)のスマートフォンサービスを開始しました。
世界で初めてだそうです。いったいどのようなものでしょうか。
1. 第5世代(5G)のスマホ
ベライゾン社は、シカゴとミネアポリスで、4月3日に5Gサービスを始めました。
韓国の通信会社KTが、4月5日に5Gサービスを開始すると発表しました。
ベライゾン社は、この発表を受けて、当初予定していた4月11日のサービス開始を早めて、4月3日にすることにより、世界初の地位を獲得しました。
参考:Yahooニュース
2. 5Gとはどのようなものか
現在のスマホは、第4世代(4G)といわれています。
携帯電話の歴史を振り返ってみましょう。
1979年、当時の日本電信電話公社が自動車電話サービスとして「1G」と呼ばれる通信サービスを開始しました。
これはアナログ方式でした。
1993年に「2G」というデジタル方式の通信サービスが始まりました。
ポケットベルやPHSが実用化されました。
2001年には、「3G」という方式がスタートし、携帯電話でインターネットやメールの利用ができるようになりました。
そして現在使われているのが「4G」です。「5G」はさらに高速・大容量の通信が可能になります。
3. iPhoneは2019年中に5Gスマホを提供するのか? 2020年?
ベライゾン社が5Gサービスを開始したことで、アップルのiPhoneも5G対応のスマホを発売する時期が注目されます。
しかし、当初は2019年中とも言われた「5Gスマホ」は、2020年に延期されるという見通しになっています。
なぜ2020年になるのでしょうか。
これは、買い替え需要を狙ったものと説明されています。
iPhone XやiPhone XSからの買い替え時期に当たるというわけです。
iPhone Xは、2017年11月に販売が開始され、2018年9月に販売終了となりました。
しかし、実際問題として、5Gスマホにどのくらい需要があるものなのでしょうか。
私は2019年4月現在、iPhone7を使っています。
普段の利用で困ったことはまったくありません。
新しいスマホに飛びつくのは、一部のコアなユーザーではないでしょうか。
4. IoTという言葉
あなたはIoTという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「Internet of Things」の略で、家電製品、自動車など、ありとあらゆるものがインターネットにつながるというものです。
第5世代の5G技術は、このIoTと深い関連があるといわれています。
ちなみに、私の娘夫婦の家では、1歳になる赤ちゃんがいます。
部屋に観察用のカメラを設置して、ふすまをしめておいて、赤ちゃんが昼寝をしたかどうか、スマホで見るということをやっているそうです。
すでにIT技術が家庭内に入ってきたということですね。
5. 車の自動運転、AI歌手りんな
車の自動運転について、さかんにテレビコマーシャルが流れます。
いったい未来の自動車はどんな形をしているのでしょう。
そして人工知能。先日紹介した、AI歌手りんななど、AIの話題も事欠きません。
Windows95の発売でインターネットへの接続が可能になり、パソコンの爆発的な需要を呼んだように、新しい技術で私たちの生活が変わっていくことが予想されます。

未来の技術開発についていけるかな

きっと誰もが使えるものが開発されますよ
6. まとめ
以上、第5世代(5G)のiPhoneの発売時期、IoTなどについてみてきました。
テレビCMでは、スマホの料金の引き下げについて、いろいろなプランが紹介されています。
この価格競争と、新技術の導入は、どのような形になっていくのでしょうか。
参考

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