七夕ではいろいろな飾り付けをしますよね。今日はその中でも「あみ飾り」の作り方について説明します。
1. 七夕の飾り、あみ飾り
さっそく図解で説明しましょう。用意するものは折り紙とハサミです。
まず、折り紙を三角形になるように半分に折ります。
さらに半分になるように折ります。
もう一度半分になるように折ります。
そして、折り紙の一辺をもう一辺に重ねるように折ります。
線にそって切り込みを入れます。大体7~8mm間隔で切るとよいでしょう。
切り落としてしまわないように注意します。
私は一度切り落としてしまいました。
小さな子どもさんと作る場合には、ご両親が切り込みを入れてあげるとよいでしょう。
続いて今入れた切り込みと互い違いになるように、反対側から切り込みを入れていきます。
切り込みを入れたら、破いてしまわないように注意しながら開いていきます。
さらに開きます。
そして完全に開いたら、頂点のところを引っ張り、あみを広げていきます。
2. あみ飾りの由来
七夕の飾り付けの中で、「あみ飾り」の由来を知っていますか。
これは、天の川のさざなみを表していると思った人はいませんか?
実は、これは魚を捕る網を表しているそうです。大漁を願って、網を飾ったそうです。
3. 七夕の飾りはいつからいつまで?
では、七夕の飾り付けはいつからいつまで行なえばよいのでしょうか。
幼稚園や保育園などでは、7月7日の一週間くらい前からというところが多いそうです。
しかし、七夕飾りは、7月6日の夜に飾り、7月7日の夜には片付けてしまう、というのが本来のやり方です。
でも、これですとちょっと寂しいですよね。
ですので、7月6日より前に準備だけして、飾り物を並べておき、7月6日に飾るようにしてはどうでしょうか。
4. 七夕の笹はどうやって手に入れる?
さて、ご家庭で七夕飾りをしたい時に、笹はどのようにして手に入れたらいいのでしょうか。これは、通販ということになります。
笹ホンモノも、プラスチックのものも、買うのはいいんですが、後の処分に困りますよね。
子どもさんが小さいうちに買っておき、数年使うというのもあるかもしれません。
それでもいずれ処分するわけですから、小さく切って家庭ゴミとして出すということになりそうです。

クリスマスの時にも言ったけど、模造紙を買ってきて笹の絵をかくという手もあるぞ

それなら処分するのも簡単ですね
5. 七夕の由来をわかりやすく
七夕の由来は、有名な織姫・彦星説の他、日本の伝統行事に由来しているという説、中国に由来しているという説があります。
ここでは代表的な織姫と彦星のお話について説明します。
なんと、織姫は天の神様の娘だったのですね。
織姫は、その名のとおり、織物が得意でした。
毎日毎日一生懸命はたを織る姿を見て、天の神様は誰か結婚相手を見つけてあげようと考えました。
そして見つけたのが牛飼いの彦星です。
そして二人はめでたく結婚するのですが、結婚して以来、仕事をやめてしまいます。
織物はできず、牛はやせ細っていくばかりです。
仕事をしない二人に腹を立てた天の神様は、織姫を西に、彦星を東に、天の川で隔てて引き離し、二人は会えなくなりました。
織姫と彦星って、恋人ではなく、夫婦だったのですね。
二人は嘆き悲しみ、仕事を始めませんでしたが、「もし仕事を始めたら7月7日の夜だけ会えるようにしてやる」という天の神様の一言で、二人は熱心に働き始めたということです。
6. まとめ
以上、折り紙で作る七夕飾りの「あみ飾り」の折り方についてと、七夕にまつわる話題について述べてきました。
織姫と彦星は夫婦なのに、一年に一度しか会えないのです。これはちょっと厳しすぎるのではないでしょうか。
せめて、二人は真面目に働くようになり、毎日会えるようになりました、というお話の方がいいように思えます。
逆に考えれば、仕事をさぼってはいけないという教訓ですね。
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