この記事では、ASEAN加盟国の覚え方について紹介します。受験生の皆さんはもちろん、大人になっても一般常識として備えておきたいですよね。
ASEAN加盟国の覚え方は、語呂合わせで行なうことができますよ。
1.ASEAN加盟国の覚え方
インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシアの5カ国により結成(1967年)。ブルネイ(1984年)、ベトナム(1995年)、ミャンマー(1997年)、ラオス(1997年)、カンボジア(1999年)が追加加盟。
1-1.語呂合わせ1
い……インドネシア
ま……マレーシア
し……シンガポール
たい……タイ
フィリピン
ブル……ブルネイ
べと……ベトナム
ミ……ミャンマー
ラ……ラオス
かん……カンボジア
1-2.語呂合わせ2
前半は同じ
ブル……ブルネイ
ベトナム
ミ……ミャンマー
ラ……ラオス
カンボ……カンボジア
2.ASEAN加盟国と日本との関係
日本はASEANに加盟していません。しかし、ASEAN+3(3とは日本、中国、韓国)という会合がもたれています。
日本とASEANの貿易総額は23兆円(2017)にのぼり、日本の貿易総額の15%を占めています。
また、ASEAN諸国に駐在する日本人は19万人を超えています。
ちなみに、全輸入額を100とした場合のASEANが占める割合は以下のとおりです。
- バナナ81%
- エビ48%
- 天然ゴム99.7%
- 合板78%
- 電子レンジ46%
ASEANPEDIAから引用
3.拡大する中国・インド・ASEANの市場
ASEANの加盟国であるシンガポールは、中国・インド・ASEANの市場を相手にしています。
シンガポールにいるビジネスリーダーたちは、GDPでは日本の3倍近くにまで成長した13億人の中国経済や、購買力平価ベースGDPで日本を超えた12億人経済のインド、こちらも購買力ベースでは日本に匹敵する6億人経済ASEANを相手にしているのだ。
現代ビジネスより引用
ASEANの人口は上記のとおり、6億人を超えています。いかに大規模な市場かがわかります。
4.最近の動き
2018年10月16日・17日に、「日・ASEANサイバーセキュリティ政策会議」が東京において開催されました。
貿易の拡大とともに情報管理体制の確立が求められています。
会議では、サイバーインシデント(情報流出、フィッシングサイト、不正侵入、Webサイト改ざんなど)発生時の対処体制の強化などについて話し合われました。
経済産業省のサイトを参考
5.まとめ
以上、「ASEAN加盟国の覚え方」とASEANの現状について説明してきました。いかに日本とASEANが深い絆で結ばれているかがわかったと思います。
電子レンジの約半分がASEANから輸入しているものだとは、まったく知りませんでした。
○今日の名言
偉業は一時的な衝動でなされるものではなく、
小さなことの積み重ねによって
成し遂げられるのだ。
(ゴッホ)
それでは最後に、「ありがとう」
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