今日は、ブログ日記の始め方というテーマでお話しします。
ブログとはもともとウェブ+ログで、インターネット上で日記を書いていくことをいいました。
しかし「ブログ」と「日記」には決定的な違いがあります。
それは、「ブログ」が他人の役に立つために書かれているのに対して、「日記」は自分の日常に起きたできごとや感想などを書くものだということです。
そしてあなたが有名人でない限りあなたの「日記」をわざわざ読もうとする人はいないということです。
別に他人に読んでもらわなくても良い、自分の生活を記録するのだ、というなら無料ブログがふさわしいといえます。
1.ブログ日記を始めるならはてなブログかアメブロがおすすめ
あなたが無料ブログを始めようと考えているのなら、はてなブログがいいでしょう。
よい記事は「はてなブックマーク」により拡散されるからです。
また、アメブロもおすすめです。「フォロー」という仕組みがあるからです。
1-1.はてなブログの開設
はてなブログの開設方法を説明します。まず「はてなブログをはじめよう」というサイトへ行きます。

はてなIDを取得します。ユーザー登録の画面になります。必要な情報を入力します。
「入力内容を確認」します。
「利用規約に同意する」「成年である」にチェックを入れます。
メールアドレス宛てに本登録のメールが届いています。
「Myはてな」から「はてなブログ」を選びます。「無料で始める」をクリックします。
「かんたんブログ作成」の画面になります。
「ブログのURLを決めてください」に任意の英数字を入力します。
「このURLは取得可能です」と表示されれば、その英数字で大丈夫です。

公開範囲はお好みにより、「すべての人に公開」「自分のみ」を選んでください。
(後に限定公開をすることもできます)
下へスクロールしていき、「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「ブログを作成」をクリックします。
「はてなブログPro」という有料プランと、無料プランとに分かれています。
ここでは無料プランを選びます。

「無料でブログを始める」をクリックします。
トップ画面になりますので、右上の「記事を書く」から初めての記事を投稿します。

トップ画面に「初心者の方は、公式の使い方講座「はてなブログ アカデミー」を読んでみましょう」と表示されますので、ひととおり目を通しておきます。
なお「記事を書く」という編集画面に入っても「ブログって、何を書くの?」「編集の基本操作」「ルールとマナー」といった説明部分がありますので、わかりやすく操作できるでしょう。
ちなみに有料プランにすれば独自ドメインを取れるのですが、独自ドメインにお金を払う気持ちがあるなら最初からWordPressブログを作ったほうがいいでしょう。
1-2.はてなブログの削除
今回は練習用にはてなブログを作ったので、念のため削除する方法についても説明しておきます。
右上のはてなIDが表示されるところをクリックすると、メニューが現われますので、「設定」を選びます。
メニューから赤枠で囲った「詳細設定」を選びます。

一番下までいくと「ブログ削除」というボタンがあり、ここから削除できます。
1-3.はてなIDの削除
実は私のはてなIDは古いハンドルネームを使ったものでしたので、はてなID根っこから削除したいと思います。
先ほどの設定画面の右上に、Hatenaと書いてあるところがあります。
そこで右上の歯車マークを押すと設定画面になります。
一番下に小さく「ユーザー登録を解除し、はてなを退会するにはユーザー登録解除を行ってください」と表示されています。
そこをクリックしてはてなIDを削除します。パスワードの入力が必要です。
1-4.アメブロの開設
続いてアメブロの開設方法を説明します。
まずアメーバ公式サイトに行きます。
右上の「新規登録はこちら」をクリックします。

メールアドレスを入力する場面になります。
入力するとメールアドレス宛てに認証コードが届いています。
コードを入力して、「認証して完了」ボタンを押します。
アメーバIDを入力する画面になります。
入力したら「次へ」ボタンを押します。
パスワードの入力画面になります。生年月日と性別を入力します。
ここは実験としてアメブロを開設しますので、あえて入力せずに、「あとで設定する」を選びます。
開設する方はそのまま入力ください。
「新規登録が完了しました」となるので「さっそく始める」ボタンを押します。左側の「ブログを書く」から始めます。
1-5.アメーバIDの削除方法
アメーバIDの削除方法について説明します。
まだブログを1記事も書いていないので、アメーバのヘルプ画面から「退会フォームにアクセスする」を選びます。
次の画面からパスワードを入力し、ログインします。
下の「退会手続きに進む」をクリックします。
再度確認画面になりますので、「退会する」を選びます。これで退会完了です。
アメブロはなんといっても芸能人が多く利用しています。
ついつい見始めると自分の作業の手が止まってしまうかもです。
アメブロで収益化を図る方法はないわけではありませんが、どうもむずかしいみたいです。
2.稼ぐブログの始め方
ブログで稼ぐならWordPressでブログを開設する必要があります。
WordPressは有料になります。
厳密にいうと、無料ブログでもアフィリエイトを使って稼ぐことはできます。
ただしよけいな広告が入る、検索上位にあがるスピードは速いが、長期的に見るとWordPressに抜かれる、という特徴があります。
そして稼ぐとして、クリック型広告(アドセンス)を導入したいのならWordPress一択です。
またアフィリエイトをする面でも、ブログの自由度が高く、突然削除されるなどの懸念がないため、WordPressがふさわしいといえます。
WordPressの作り方は以下の記事を参考にしてください。
3.ブログで稼がなくてもいい
私が言いたいことは、必ずしもブログで稼ぐ必要はないということです。
「ブログで稼ぎましょう」という記事がたくさんあり、まるでブログで稼がないことが悪いことのように思われています。
しかし本来ブログとは自由なものです。
ブログを使って稼ごうとして、やれペルソナ(ターゲットとしている相手)だ、ずらしキーワード(多くの人が検索するキーワードからずらしたものでアクセスを稼ぐ)などと、頭を痛める必要はないのです。
4.実際に稼いでいる人もいる
私が稼がなくてもいい、と言っても、「でもブログで月10万とか100万とか稼いでいる人がいるではないか」とあなたは反論するかもしれません。
しかしこういった人たちは、他の人が思いつかない独特のジャンル・知識がある、訪問者を引き込む文章術をマスターしている、十年近く前からブログを始めているなど、特定の条件にあてはまる人たちです。
そしてそういったベテランブロガーでさえ、検索エンジンの仕様変更により上位から圏外へとはじきとばされてしまう可能性があります。
そうなるとそのブログからは一切稼げなくなります。
5.検索上位に入るということ
さて、いざブログで稼ごうと思って、WordPressを立ち上げたとします。
クリック型広告の代表といわれるグーグルアドセンスには、ブログの審査があります。
これもいろいろな注意事項を守らなければならないので、薄氷を踏む思いです。
また、ブログの記事はユーザーが検索してきて訪問するわけですが、この場合検索上位にいないとユーザーが訪問してくれません。
ヤフーやグーグルなどの検索エンジンで、何かを調べるとき、たいてい1ページ目(10位以内)の記事を見るのが普通です。
よほどのことがない限り2ページ目、3ページ目の記事を見ることはしません。
例えば大手企業が1万文字もの記事をあげている場合、そのキーワードで検索上位に食い込むのは難しいと思われます。
また一般に、ブログ記事が検索上位にあがってくるのは3か月先だといわれています。
検索上位にない記事は存在しないのと同じです。
6.noteをブログ代わりに使ってみる
あなたがWordPressブログで稼ごうと思うなら、技術的な面はもちろん、ただの日記ではなく、訪問者の役に立ったり、悩みを解決したりする記事を書く必要があります。
ここでひとつ面白い方法があります。それは「noteをブログ代わりに使う」ということです。
noteは会員数260万人、月間閲覧者6300万人という巨大なプラットフォームです。
簡単に投稿できますが、アフィリエイトは一部の例外を除いて原則として認められていません。
従って、まずは非公開で記事を書いて、一定量貯まってきたら有料noteとして売り出すという方法を使うことになります。
ときどき「note投稿連続○○日」などという記事を見かけますが、「さすがだな~」と感心することしきりです。
あなたが無料noteで有益な情報を発信していたら、有料noteも購入してもらえるかもしれません。
noteはWordPressと違い利用するための費用というものがありません。
有料noteが売れたときに手数料を引かれるくらいです。
ただしnoteでできる装飾はWordPressに比べるとほとんどないといっていいでしょう。

noteでこんな吹き出しはできないからな

目をひくために画像を多く使っている方もいるみたいですよ
ちなみにnoteでもTwitterのように「フォロー」という機能があります。
私は以前一度だけフォロワーさんが数千人いる人をフォローしました。
すると私のアカウントがどんどんとフォローされ始めて、77フォロワーさんまでいきました。今はぴたりとやんでいます。いったいなんだったんでしょう。
7.最後に ブログ日記を始めるということ
先ほど、ブログとは自由なものだから、稼ぐことを考えなくてもいいと書きました。
しかしペンとノートで日記帳をつけるのではなく、ブログというインターネットの世界で日記を書くということは、著作権法、薬機法(旧・薬事法)などの法律に引っかかってしまう心配があるということです。
そんなリスクを犯してまでブログを書く必要があるのでしょうか。
あなたが何か専門的な知識があり、それをネットの世界で伝えたい、と思ったらやはりブログでしょう。
しかしこのブログでも以前に言っていますが、ブログで稼ぐために情報商材を買うときは気をつけてください。決して安い買い物ではありませんし、あなたが稼ぐことを保証するものではありません。
行き着く先は筆を折るか、ノウハウコレクターになるかです。
ちょっと怖いことを書いてしまいましたが、自戒の念を込めて、記しておきます。
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