この記事では、大学の卒業祝いを、親が自分の子供に与えるときは、どれくらいの金額や物が相場かをお伝えします。子供さんが大学を卒業して、就職する場合、「やっとここまで育て上げた」という安堵の気持ちを感じるのではないでしょうか。
1.大学卒業後の進路
大学卒業後の進路としては就職のほかに進学、自営業、家事手伝いなどがあります。
もちろん圧倒的に多いのが就職です。
4年制大学を卒業して、進学する場合は特に卒業祝いをする必要はないでしょう。実際に社会に出て行くときにお祝いをあげればいいと思います。
一方で自営業や、家事手伝いの場合は、卒業祝いをあげてもいいと考えます。
ここでは4年制大学を卒業して、就職することを想定します。
2.大学卒業祝いの金額の相場

大学卒業祝いと就職祝いは両方贈るのか?

いえ、卒業祝いだけで大丈夫ですよ。
親から息子へ贈る大学卒業祝いの金額の相場は1万円を中心として、5,000円から3万円です。
まず、大学卒業祝いと就職祝いは2回贈る必要はないでしょう。どちらか一つでいいです。
続いて、現金か品物かという問題があります。
現金だといささか味気ないという意見もあるでしょうが、考え方によっては、これが一番楽ちんです。ちなみに現金の場合は新札にするそうです。
息子さんと「予算1万円」と決めて、品物をどうするかを相談するという手もあります。
先日の記事で書いた、「親から息子へ贈る中学入学祝いの金額の相場」が、1万円から2万円というのがありました。
>>関連記事 中学入学祝いの金額や物の相場 自分の息子に贈るとき
大学時代はアルバイトをしていたと思います。大学を卒業して就職することを考えるなら、奨学金の返済等は別にして、本人にかなり金銭的な余裕ができることでしょう。
なので、親が多額のお祝いをする必要はないと考えます。
3.大学卒業祝いに何を贈るか
大学卒業祝いにプレゼントを贈るとして、何が喜ばれるでしょうか。
もらって嬉しいプレゼントとして、現金を別にすると、財布や腕時計、筆記用具などが挙げられています。出典:GIFT CONCIERGE
たとえば、時計代わりにスマホを使っていても、ビジネスシーンではそうそうスマホで時間を確認できないので、腕時計があると便利だといわれています。
4.いつ贈るか
大学卒業祝いは、いつ贈るのがよいでしょうか。
これは、卒業式に合わせて贈るのがよいです。
大学の卒業式は3月下旬が多いです。大学卒業祝いはそのタイミングで渡せばいいと思います。
5.わが家の場合
続いて、わが家の場合大学卒業祝いはどうだったかを説明します。
自分は大学卒業のときにお祝いをもらった記憶はありません。単に忘れてしまったのか、本当にもらわなかったのかは、今となってはわかりません。
そのときにはわが家は母子家庭でした。家計に余裕がなかったことでしょう。
元々、私が大学進学にあたって公立大学を選んだのも、学費が少なくて済むからです。
また、私の息子が大学を卒業する際にお祝いを贈った記憶もないです。
そのとき私は統合失調症で無職でした。
でも今になって大学卒業祝いを贈っておけばよかったと後悔しています。
今の私にとって、1万円というのは出せない金額ではありません。
私の息子の職場は東京23区内で、近くに会社借り上げのアパートがあり、そこに住んでいます。
私の息子は神奈川県藤沢市へ転勤となり、藤沢市に住んでいます。
息子は就職と同時に独立しました。
もともとわが家はプレゼントに淡泊な方です。息子(既婚)や娘(既婚)には誕生日カードを贈るだけです。
お祝いにお金をかけたことがありません。
ちなみに妻には1万円を目安として誕生日プレゼントを贈っています。
ああ、お祝いとは話が別になりますが、私が元気で、子どもが小学生の頃は、毎年夏休みに家族旅行にでかけていました。
今となっては楽しくて貴重な思い出です。
娘は結婚してくれたので、後は息子が結婚してくれればなあ、と思います。
息子は2020年2月に入籍、2020年10月に結婚式・披露宴を挙げました。
(こんなことを書くと、「結婚するかしないかは本人の自由。子どもに結婚を求めるなんて、時代錯誤もはなはだしい」との批判を受けるでしょう。
批判は甘んじて受け止めます)
6.まとめ 大学卒業祝いを親から贈るとき
以上、大学卒業祝いの金額や物の相場を、親から自分の子供に与える場合を想定して説明してきました。
まとめると以下のようになります。
5000円から1万円という説と、1万円から3万円という説の両方を重ね合わせて考えた結果です。ご参考になれば幸いです。
関連記事>中学入学祝いの金額や物の相場 自分の息子に贈るとき
○今日の名言
自分の値打ちを下げてはいけない。
それが特に大切なポイントだ。
さもないと君は終わりだ。
もっとも生意気な人間に絶好のチャンスがある。
(モーツァルト)
それでは最後に、「ありがとう」

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