幻聴が聞こえる病気とはどのようなものがあるか

症状

今日は「幻聴」が聞こえる病気にはどのようなものがあるのか紹介します。

1.そもそも幻聴とは

幻聴が聞こえる病気としては、統合失調症、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、薬物中毒などがあげられます。

まず病気の症状としての「幻聴」と、それ以外のものを区別する必要があります。

眠たいときに聞こえてくるのか、頭がはっきりしているときに聞こえてくるのか。

眠たいときだったら、眠気のせいで聞こえるような気がするだけかもしれません。
この場合は「幻聴」とはいいません。

また逆に声が聞こえることによって不安になったり、落ち着かなくなったりしたら、「幻聴」の可能性があります。

さらに、声がはっきり聞こえてきて、その声に自分が声を出して返事をしてしまう、というのもあります。

私が以前入院していたときに、同室の人が天井に向かってくりかえし「何ですか」と言っていました。

話を聞くと、天井の方から声が聞こえるので、それに応えているのだ、ということでした。
その患者さんは統合失調症です。

2.PTSDによる幻聴

統合失調症に関しては、このブログで詳しく説明していきますので、ここでは統合失調症以外の病気についてみておきましょう。

PTSDという言葉は、あなたも聞いたことがあるかもしれません。

「posttraumatic stress disorder」の略です。

忍耐の限界を超えたストレス、たとえば、戦争・災害(地震など)・テロ・事故・犯罪事件などを体験した後に生じる心身の障害のこと。不安・鬱(うつ)状態・パニック・フラッシュバックなどが代表的な症状。日本では、平成7年(1995)の阪神・淡路大震災後に問題になった。
(デジタル大辞泉より引用)

2011年3月11日に起きた東日本大震災。1万6000人の方が亡くなりました。運よく命をとりとめた人でも、仕事や帰る家を失った避難者は、2017年現在でも約50%がPTSDのリスクを抱えている、という研究結果があるそうです。

3.薬物中毒による幻聴

覚せい剤などによる薬物事件の逮捕者は、年1万人を超えるといわれています。なかでも
40歳代から50歳代にかけての増加が目立つとのことです。

覚せい剤に限らず大麻、シンナー、アルコールなどで中毒になった人にも、幻聴が聞こえることがあります。

4.まとめ

よく音楽が頭の中で鳴っている、という経験をした人は多いでしょう。私もその一人です。
しかしこれは音として聞こえるというよりは、心の中で思い浮かべている、という感覚に近いです。これは「幻聴」ではないでしょう。

統合失調症において、幻聴は大きな特徴のひとつです。本人が「声が聞こえる」とひんぱんに訴えるようであれば、状態に応じて、医師の診断を受けるべきでしょう。

「声が聞こえる」ことでおびえたり、先にあげた患者さんのように「幻聴に返事をしている」といったりする場合は、何らかの病気である可能性があります。

薬物中毒は外から見てはっきりわかりますが、PTSDは事件から数年たって発病することもあるようです。両者とも精神科を受診する場合が多いです。

以上、統合失調症などによる「幻聴」について述べてきました。早期発見のためにも、まわりにいる人たちが心がけておくべきことは多いでしょう。

○今日の名言

樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、
それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
(ニーチェ)

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それでは最後に、「ありがとう」

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