田口翔窃盗罪はウソ!?お金は返さなくてもよい?

札束 ニュース

山口県阿武町の4630万円誤送金事件で、
5月12日、阿武町は
「不当利得返還請求」という
民事事件で提訴しました。

もし窃盗罪など、
刑事事件で告訴していれば、
身柄の拘束などができるわけですが、
なぜ刑事事件にしなかったのでしょう。

1.田口翔窃盗罪はウソ!?

田口翔は、2週間かけて
振込まれた4630万円を
既に出金してしまいました。

この行為に対して、窃盗罪、
横領罪、詐欺罪など刑法上の罪に
問えないかということが
問題になりました。

阿武町が民事事件で提訴したのは、
刑法上の罪に問うことが
難しいと判断したからでしょう。

実際に、誤送金したお金を
使ってしまったことに対して、
刑事上の罪を認めた判例はないそうです。

【2022年5月17日追記】

同様のケースで、
誤送金されたお金を使った場合、
詐欺罪に当たるとした最高裁判決が
あるそうです。

誤送金された場合は、銀行に
その旨告知する義務が
あるからとのことです。

2.不当利得は使ってしまえば請求されない?

今回の誤送金は、法律上認められない
利益を得たため、
「不当利得」といわれて、
田口翔は阿武町へ返還すべき
債務を負っています。

そして阿武町は、田口翔の居住地が
分からなくても提訴できる
「公示送達」という手段を
とったものと思われます。

さて、「不当利得」は、
法律上の原因を知らなかった場合、
「利益の存する限度」、
つまり使ってしまっていれば
残っている金額の範囲だけを
返還すればいいと解釈されています
(民法703条)。

こうしてみると、仮に
田口翔が出廷して、敗訴しても、
残っているお金だけを
返せばよいように思われます。

田口翔は「お金はすでに動かした。
もう戻せない」とコメント
しています。

このため、もともと多重債務者では
なかったかとのウワサさえ
たっています。

3.不当利得でも請求できる

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今回の事例では、「自分には
その金銭を受け取る正当な理由が
あると思っていた」
と主張することは不可能です。

したがって民法704条の規定による
「悪意の受益者」となり、
利益に利息をつけて返還する
義務があります。

「もう使ってしまったので
返還できない」と主張する
ことはできません。

4.不当利得返還請求の時効は10年

不当利得返還請求の時効は
10年と定められています。

しかし、今回の件では本名・住所が
明かされているわけですし、

仮に国内で逃げたとしても
住民票を移せば、ばれてしまいます。

海外逃亡説などもありますが、
よほど念入りに準備していない限り、
一般人が急に海外逃亡することは
困難でしょう。

5.最後に

やはり4630万円が
振込まれた時点で使ってしまうと
いうのは一般的な感覚とずれています。

「魔がさした」としか言いようが
ありませんが、分割による返納など、
責任を果たすことが求められる
でしょう。

「もう戻せない」は通用しないのです。

【2022年5月16日追記】
5月16日、田口翔の弁護人が山口市で
会見を開きました。

お金はもう使ってしまったので
返せないと主張しているようですが、
はたして通用するでしょうか。

阿武町が訴訟を取り下げる
ことになれば別ですが。

田口翔が弁護人を雇った費用も
かかっていますね。


【2022年5月17日追記】
田口翔は、警察の任意聴取
受けていると報じられています。

ということは詐欺罪など
刑法上の罪に問われる
可能性があるということでしょうか。

なお、本記事のタイトルで
「窃盗罪はウソ」と書いたのは、
町が民事上の提訴しかしていなかった
ことから判断したものであり、
新たに報道されているように
警察の任意聴取を受けていると
いうことは、刑事上の罪に
問われる可能性がある、と
見解を訂正しておきます。


また、民事上不当利得の返還義務は
あるわけですから、今後裁判に
よって返還義務が認められた場合、
給料などの差し押さえを行なって
返還させることになります。

また、不思議なのはなぜ町が
民事上の提訴しかしなかったのか
ということです。

町に法務部はないにせよ、
山口県ならば法務部門があるでしょう
から、法律相談を行なえば
よかったのではないかと
思われます。

私は以前地方公務員でしたが、
法務部という部署が存在しました。

それにしてもいったいどうやって
4630万円という金額を使って
しまったのかにわかには
信じられません。

その後の報道で海外の
ネットカジノで使ったと
報じられました。

【2022年5月18日追記】

続報が入ってきました。

田口翔の口座には4月8日に
4630万円が振込まれました。

4月19日までの間に、34回の
出金があったとのことです。

また代理人弁護士を通じて、
次のように述べています。

「お金を使ったことは大変申し訳なく思っています。少しずつでも返していきたいと思っています」

引用元 ライブドアニュース

今後は詐欺罪などの刑事上の罪が
問題となるでしょう。

またオンラインカジノが賭博罪に
当たらないかの判断については、

カジノが海外のサーバーにあり、
日本からネットを使ってプレイした場合、

賭博罪とすることができず、
現行法ではグレーゾーンと
されています。

【2022年5月19日追記】

とうとう田口翔容疑者が詐欺で
逮捕されました。

記者会見した弁護士、
気になりますね。

>>関連記事 田口翔の弁護士は服装がだらしない!【画像】共犯!?弁護士を騙る罪は

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