引きこもりの共同生活支援サービス例3選

共同 引きこもり

引きこもりの人が、いきなり就職しようとしても、むずかしい場合があります。

社会との関係がうまく作れていないからです。

そこで注目すべき動きが、「引きこもりの人の共同生活」です。

若者であったら、いったん親元から離れて、同じような境遇の人と一緒に暮らしながら、徐々に社会生活を送るようになることができます。

今回は引きこもりの人向けの共同生活の例を、3つほどあげてみます。

1.共同生活「ニュースタート」千葉県市川市

まずは千葉県市川市にある、NPO法人が運営している「ニュースタート」です。

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約30人が寮に分かれて暮らしています。

年齢は20代~50代まで。かなり幅広いんですね。

個室ですが、トイレ・洗面所は共通です。賃貸アパートとは異なります。

私は共同生活寮に入った経験はありませんが、病院へ入院したときはもちろんトイレ・洗面所は共通でした。

まずは、ニュースタートで活動する人のための食堂での食事づくりから始めるとのことですが、引きこもりの人にとって食事づくりはハードルが高いでしょうね。

しかし将来一人暮らしをするなら、料理は必須ですから、学べるチャンスかもしれません。

共同生活寮の入所期間は平均で1年3か月。

卒業生の95%が就職しているとは本当に驚きです。

「ニュースタート」は1994年に開設しています。

実に27年の歴史があります。だからこそ高い就職率を保っているのですね。

2.「人おこしシェアハウス」岡山県美作市

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続いて「人おこしシェアハウス」。こちらもNPO法人が運営しています。

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こちらは高校生~30代まで。若者中心です。個室で、男女別棟。

部屋に洗面設備はありますが、トイレ・風呂は共同。

自然に囲まれ、「こんな暮らしができたら健康にいいだろうな」と思えるようなロケーションです。

料理は当番制です。カウンセリングをはじめとしてさまざまな支援サービスがあります。

そして地域での就労を行ないます。

はじめからフルタイムではなく、徐々に慣らしていきます。

おおむね6か月間以上過ごした人には、近隣での一人暮らし支援も行なっているそうです。

3.関東自立支援就労センター

こちらは、東京都世田谷区、大田区、西東京市、江東区、昭島市、東久留米市、埼玉県新座市で共同生活寮を運営しています。

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なんと各所の入寮者は4~5名。完全個室型です。

トモ
トモ

共同生活寮といってもさまざまな形がありますね

団体生活が苦手な人に、学習支援、就労支援を行なっています。

10代~40代の人が入っています。

またスタッフ自身が引きこもり経験者だとか。

全国から入寮者がいるそうですよ。

協賛企業でのアルバイト、正社員登用で、自立への道を歩むことになります。

4.最後に

以上、代表的な共同生活支援サービスについてみてきました。

共同生活寮に入るか、自宅にいるまま地域の資源を活用して自立するかは、悩ましいところです。

トモ
トモ

引きこもりの長期化は避けたいですね

当然共同生活寮には費用がかかります。

私は精神障害者で引きこもりですが、市の支援センターに通所していた経験があります。

しかし1年と限られた期間しか通えないので、作業所などでの就労につなげることはできませんでした。

共同生活寮に入るにあたっては、医療機関との連携がなされているかどうかも重要なポイントになると思います。

なんらかの心の病気を抱えている可能性があるからです。

そもそも共同生活寮に入る前に、医療機関を受診して、適切な指導・投薬が行なわれるようにしておくことが大切でしょう。

引きこもり対策には公的機関があります。わからなければ地元の市役所に問い合わせてください。紹介してくれるはずです。

そしてまずは公的機関に相談して、選択肢のひとつとして共同生活寮を考えるとよいです。慎重な対応が必要です。

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