引きこもりの人を支援する資格とは?どうやったら取れる

ひきこもり相談支援士 引きこもり

我が国で引きこもりの状態にある人は100万人いるといわれています。

引きこもりの人を支援する資格として「ひきこもり相談支援士」というものがあります。

どのような資格で、どうすれば取れるのか、調べてみました。

1.「ひきこもり相談支援士」とは

「ひきこもり相談支援士」とは、「一般社団法人ひきこもり相談支援士認定協議会」が認定する民間の資格です。

サイトの第一印象は、若年のひきこもりの人を支援することがメインのようにうかがわれます。

なんと、こちらでは日本に「ひきこもり」の人が200万人いると説明されています。

統計の取り方が違うのでしょうか。

「ひきこもり相談支援士」の養成目的について、協議会のサイトでは次のように述べられています。

引きこもり当事者(本人・家族)に第三者として寄り添い支援を行なうこと。(略)中間施設へと繋ぐこと。必要があれば医療機関等に繋いだり同行する

2.「ひきこもり相談支援士」の資格を取るには

「ひきこもり相談支援士」の資格を取るには、認定協議会の講座を受講する必要があります。

協議会のサイトから資料請求することができます。

入会金は35,000円です。

ですが資格を取ったからといって、本当に当事者の役に立つようになるのは、ただちにできるものではなく、経験を積むことが必要でしょう。

引きこもり状態の人は、家族にさえ自分の心を打ち明けないこともあるのです。

いきなり第三者が立ち入って問題解決を焦るようでは、とうていうまくいかないでしょう。

「ひきこもり相談支援士」を目指す人には、それだけの覚悟をもってほしいと思います。

3.引きこもりの人を支援する中間施設とは

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引きこもりの人を支援する中間施設とはどのようなものでしょうか。

厚生労働省では「ひきこもり地域支援センター」を設けることとしていて、たとえば東京都では、「ひきこもりサポートネット」として、さまざまな施設が用意されています。

例をあげると、青年期のこころの問題に対応する保健所・精神保健福祉センター、こどものこころの発達に対応する小児総合医療センター・発達障害者支援センターがあります。

また、不登校など教育に関する問題については東京都教育相談センター、区市町村の教育相談所。

18歳未満のこどもの養育に関する児童相談所、区市町村子ども家庭支援センター。

さらに地域若者サポートステーション。

4.精神障害者で引きこもりの場合

実は私は、都内在住で、うつ病(現在は統合失調症)にかかっていたため、「東京都立中部総合精神保健福祉センター」の通所訓練に通った経験があります。

もう15年近く前のことです。

始めは事務職の訓練でしたが、ついていけずに、クリーニングの作業訓練を受けました。

しかしこれにもついていけずに、結局通うのをやめてしまいました。

5.「ひきこもり相談支援士」の大切さ

これほど多くの施設があると、引きこもりの人がどこへ通えばいいのか、迷ってしまうことも多いと考えられます。

専門職である「ひきこもり相談支援士」が、本人や家族の状況をみて、ふさわしい施設に繋いでいくことが大切です。

引きこもりの人はなんらかのこころの病気にかかっていることが多いと思われます。

引きこもり状態から、いきなり外部の施設に通うということは、かなりハードルが高いものでしょう。

「ひきこもり相談支援士」の仕事も、施設を紹介して、それで終わりということではなく、本人の自立にむけた継続的な支援が必要です。

6.最後に

もしあなたが「ひきこもり相談支援士」になりたいと思ったとしたら、まず資料請求をしてみてもいいかと思います。

その際、できれば身近な人に相談するなど、「ひきこもり相談支援士」になろうと考えているが、どうだろうと意見を求めることも必要でしょう。

他人の人生にかかわる事柄ですから、慎重に対応すべきだと考えます。

極端な話、「ひきこもり相談支援士」の仕事だけで食べていけるのか、という問題もあります。

あなたの熱意はすばらしいと思います。

ただ必要に応じて医療機関と連携をとるなど、ひきこもりの人とじっくり向き合ってことに臨む必要があるでしょう。

私も精神障害ゆえ長い間ひきこもりで、社会参加はできていません。

もし今第三者が来ていきなり「外へ出て働きなさい」といわれたら、とてもではないですが対応できません。

医療機関の受診をまず勧める理由です。

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