引きこもりの定義はおかしい!?ニートや不登校との違い

ニート不登校 引きこもり

引きこもりについて調べていくうちに、「精神障害者は引きこもりではない」と記述するサイトに出くわしました。

私は本当に驚きました。精神障害が引きこもりに含まれないなんて。

ところが、よく調べてみると、この見解は誤りのようです。

引きこもりの中には精神障害を抱えている人が含まれています。

1.厚生労働省の「引きこもり」についての定義

それでは厚生労働省の「引きこもり」についての定義をみてみましょう。

「ひきこもり」とは 「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」

引用元 厚生労働省

ここで、単一の障害の概念ではない、と記述されていますので、引きこもりに精神障害が含まれていることは間違いないでしょう。

2.引きこもりになる精神障害

また、別のサイトでは、引きこもりになる精神障害として、統合失調症、不安障害、双極性障害が掲げられていました。

なぜうつ病が入っていないのか不思議に思いましたが、そことは別のサイトに、うつ病も引きこもりになるものとして含まれていました。

どうもインターネットの情報というのは偏りがありますね。

どこかひとつのサイトをみて、それを信じてしまうと、誤った考えを引き起こしてしまいます。

公的機関のサイトなら間違いはないのでしょうが、自分の知りたいことがズバリ書いてあるとは限りませんよね。

おのずといろいろなサイトをみてみることになります。

3.引きこもりの人数

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それでは引きこもりの人数はどれくらいいるのでしょうか。

内閣府の2015年の調査によると、15~39歳の引きこもりが54万人、また2019年の調査で40~64歳の引きこもりが61万人となっています。

合わせると100万人以上が「引きこもり」であるため、その対策が急務であることが推察されます。

引きこもりに対する施策はこちら

4.なんでもかんでも引きこもりにしてしまうのはおかしい?

引きこもりの人に対する支援は必要です。

しかしなんでもかんでも引きこもりにしてしまうのはおかしいのではないでしょうか。

たとえば「引きこもり主婦」という言葉があります。

子供がいなければ、学校行事に参加することもなく、夫の収入が十分であれば、専業主婦でも問題はありません。

家事をしていればそれなりに体を動かしていることになります。

このような主婦に対して「あなたは引きこもりだから外へ出るようにしなさい」ということは特に必要なことではないと思います。

夫婦のコミュニケーションがうまくいっていたら、それでよいでしょう。

5.引きこもりとニートとの違い

引きこもりとニートとはどのように違うのでしょうか。

厚生労働省のニートに関する定義は次のとおりです。

ニートとは15~34歳の非労働力(仕事をしていない、また失業者として求職活動をしていない者)のうち、主に通学でも、主に家事でもない独身者

引用元 厚生労働省

病気で働けない人もニートに含まれるので、この点では引きこもりとの共通点があるといえます。

ニートで求職活動を行なっていない者は30万人にも及ぶとされています。

ニートや引きこもりの数を正確に把握することはむずかしく、推計値でしかありません。

私が調べた限りでは引きこもりとニートの違いについて明確に定義したものはなく、ニートは引きこもりに含まれるといえそうです。

「外出できるニート」というのはどのような状態を指すのか、すぐにはわかりません。

親の収入で生活できて、仕事につかないでいるというケースでしょうか。

6.引きこもりと不登校との違い

文部科学省の定義では、不登校とは

何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状態にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの

引用元 文部科学省

不登校の数は統計において小中学生で13万人といわれており、15歳以上の引きこもりとは年齢が重なりません。

もちろん高校生で不登校の生徒もいるでしょうから、その点は別ですが。

病気による欠席は不登校ではないのですね。

しかしなんらかのこころの問題を抱えているようにイメージできますけれども。

私は統合失調症ですが、なんと10歳から統合失調症を発症するケースもあるとのことです。

7.最後に

以上、引きこもりとニート・不登校との違いについてみてきました。

私は典型的な引きこもりですが、外出して働くことがすべて必要だとは思いません。

事実、在宅勤務という形態があるではないですか。

環境さえ整えば、自宅で働くこともできるはずです。

まあ引きこもりで運動をしないというのはあまり健康的な生活とは言えませんけど。

今日は妻と一緒に、入院している母のお見舞いに行ってきました。

これでも引きこもりに含まれるのでしょうか。

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