4月からの大学入学、就職、異動などで、3月に引っ越す方が多くなります。
引っ越しの際のダンボールの重さはどれくらいが適当なのでしょう。
ここでは、重たくなる本を詰めた場合を想定して、望ましい詰め方を考えてみます。
1.ダンボールの大きさ
引っ越し用のダンボールは、引っ越し業者に用意してもらうことになりますが、サイズは大小ふたつあることが多いようです。
たとえばサカイ引越センターの場合、(大) 縦34cm 横52cm 奥行35cm、(小)縦34cm 横35cm 奥行32cmとなっています。
洋服など軽いものはよいのですが、本は意外と重たくなります。
正確に測ったわけではありませんが、小ダンボールに目一杯本を詰めると20kgくらいになるようです。
2.本20kgを運べるか?
力のある人なら20kgの重さのダンボールを持ち上げて、運ぶことはできるでしょう。
ですが1箱、2箱ならともかく、10箱を超えるような分量になるときは、相当負担になります。
引っ越し会社の人は、仕事を手際よく進めるため、一度に2箱のダンボールを運ぶそうですが、20kg×2箱を運ぶことは不可能です。
ネット上の話ですが、ある人が引っ越しの際に本が入った20kgの箱を20箱くらい出したけれど、業者さんは文句も言わずに対応してくれた、というのがありました。
3.見積もりをとってみると
引っ越しの際に、複数の業者さんから見積もりをとると、その金額にばらつきがあることがわかります。
本が大量にある家の場合、わざと金額の高い見積もりをだして、やんわりと断ってくる業者さんもあるそうです。
参考までに、2ドア冷蔵庫で、大きさが幅50㎝奥行60㎝高さ130㎝の場合、重さは約50kgです。
冷蔵庫も運んでくれるのだから、本だって何箱もあっても運んでくれるだろう、という考え方もあるでしょうが、運ぶ手間を考えれば、本が十数箱あったら大変でしょう。
4.本は8kgから10kgが適当
実際に、大量に本があるという場合を除けば、ダンボール1箱に入れるのはせいぜい10kg、余裕を見て8kgくらいにしておくのが適切ではないでしょうか。
体重計があれば重さを測ることができますよね。
あまったスペースはタオルなどをいれておけばよいでしょう。
そして、ダンボールの底が抜けないように、十字型にガムテープを貼っておきます。
5.引っ越しに当たって思いきって本の処分を
引っ越しをチャンスとしてとらえて、本を整理してみてはどうでしょう。
私も本好きなので、処分するのにしのびないという気持ちは痛いほどよくわかります。
実際私の部屋でも、本が本棚に入りきらず、床においているという悲惨な状況です。
メルカリやアマゾンマーケットプレイスで売ればいいのではないか、と思われます。
事実、私もメルカリを使って複数の本を売却した経験があります。
ただ「メルカリ便」の仕組みがいまひとつわからず、郵便局からゆうメールで送りました。

歳をとると、新しいことを覚えるのがおっくうになるんだよな

あら、私はそんなことはありませんよ
6.本に限らず、不用品の処分を
妻の母が、90歳で一人暮らしをしていました。軽度認知障害という診断でした。
しかし、遠方に住んでいたため、そうそう様子を見に行くことができませんでした。
そこで、私の家の近くに引っ越すことを決めました。
数か月前に引っ越してきたのですが、一戸建てから2DKのマンションに引っ越ししたため、不用品が相当出ました。
私の義兄が、器用な方で、引っ越しに伴って出た不用品を、業者に頼まずに、自分で処分しました。
なんでも電動のこぎりで家具を切ったとか。
そしてゴミ処分センターに運ぶのですが、ゴミの種類によって、取り扱っている場所が3か所に分かれていたそうです。
それでも義兄夫婦だけで片付けてしまったのですから、驚きの一言につきます。
(妻の母は、環境が変わったせいか、認知症が進行してしまいました。こちらで診断を受けたところ、中等度の認知症といわれました。今では毎日、妻が母のところへ様子を見に行っています)
7.まとめ
以上、引っ越しの際のダンボールの重さについて、本を例にあげながら、説明してきました。
私も、引っ越しの予定はありませんが、この記事を書き終えたら本の整理を行ないたいと思います。
- 段ボール1箱には8kg~10kgが適当
- 引っ越しは本を処分するいいチャンス
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