風呂敷と一口に言ってもさまざまなサイズがあります。
用途に合わせて、適切なサイズの風呂敷を選ぶとよいでしょう。
今回は風呂敷のサイズと色の選び方について調べてみました。
1.風呂敷のサイズの種類
風呂敷のサイズにはどのような種類があるのでしょうか。
風呂敷のサイズは「巾(はば)」というもので示されます。
「巾」は36cm~38cmくらいです。
風呂敷のサイズは細かく分けると10種類になりますが、よく使われるものをあげると5種類です。
小さいものから順に、尺三巾(50cm)、二巾(70cm)、二四巾(90cm)、三巾(100cm)、四巾(130cm)となります。
2.風呂敷のサイズの選び方
風呂敷のサイズを用途に応じて使い分けると以下のようになります。
尺三巾(50cm):お弁当を包んだりランチョンマットの代わりに使います。
二巾(70cm):菓子折など贈り物を相手の家へ届ける場合に用います。
二四巾(90cm):小ぶりのかばんのサイズで、大きめの贈り物、ショッピングバッグなどに使います。
三巾(100cm):通常のかばんのサイズです。ショッピングバッグやテーブルクロスにいいでしょう。
四巾(130cm):テーブルクロスや壁掛けに使いましょう。
3.風呂敷のサイズと色
風呂敷のサイズと色は次のとおりです。
3-1.風呂敷のサイズ
包む品物から風呂敷のサイズを選ぶことができます。
風呂敷の対角線に対して、3分の1程度のものを包むようにするとちょうどよくなります。
3-2.風呂敷の色
風呂敷の色は、慶事では紫か明るめの色のものを、弔事では紫かグレーなどを選びます。
紫色の風呂敷があれば両方に使えて便利ですね。
日常生活で使うなら、今はいろいろなデザインの風呂敷が販売されていますから、お気に入りのものを選ぶといいです。
4.風呂敷の結び方
風呂敷の結び方で一番基本となるのが「真結び」です。
YouTubeに説明動画がありました。
結び方とほどき方の両方が載っています。
無断転載といわれても困るので、URLは貼りません。
「風呂敷の包み方色々 ①真結び」で検索してください。
5.エコバッグとしての使い方
私は日常品の買い物をしないのでスーパーには行きませんが、エコバッグとして風呂敷を使うこともできるようですよ。
スーパーのかごに買った物を入れたら、会計を済ませ、別のかごを用意して、風呂敷を敷いておきます。
そちらへ買ったものを移していきます。
会計時に、風呂敷を敷いたかごに商品を入れてもらうという手もあります。
かごの大きさから考えると、三巾(100cm)の風呂敷がいいでしょう。
こちらも解説動画がありました。先ほどの動画の「真結び」を使います。
YouTubeを「レジかごバッグ ~クイックバッグ~」で検索してください。
6.風呂敷の思い出
私は公務員だったのですが、仕事の上で重要だったのが「議会対策」です。
さすがに本会議には入れませんが、常任委員会には答弁する部長だけでなく、大人数の部下が部屋の後ろに並んで待機しています。
もう30年近く前のことです。
私も委員会室に入ったことがあるのですが、議員からどんな質問がきてもよいように、たくさんの資料を持ち込みます。
そのとき資料を包むのに紫色の風呂敷を使うのです。
そのときは「真結び」なんて知りませんでした。
私は病気にかかって17年になりますから、今の議会対策がどのようになっているか知るすべもありません。

議会対策の話をすると、止まらないよ

風呂敷の話からそれてしまいますので、やめておきましょう
7.まとめ 風呂敷にもいろいろなものがある
昔からの風呂敷が今でも活用されていることを聞くとうれしくなりますね。
エコバッグとして使うなら三巾の風呂敷を
色は慶事・弔事で分ける
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