医者の不養生、紺屋の白袴の意味・由来・類語・英語表現

医者の不養生 お役立ち・豆知識

今日、朝一番で床屋に行ってきました。

家から近くの、よく行く店です。

私は理容師さんの髪の毛がぼさぼさなのが気になりました。

そこで思いついたのが「医者の不養生」「紺屋の白袴」という言葉です。

今日はこれらの言葉について解説します。

1.医者の不養生の意味・由来

「医者の不養生(いしゃのふようじょう)」とは、次のような意味です。

医者は、患者に養生(体を大切にすること)を説きながら、自分の体のことをおろそかにしがちだ、というものです。

江戸時代の平賀源内の言葉に「医者の不養生・坊主の不信心」というものがあります。

頭の中ではわかっていても、実際に行動するのは難しいという意味ですね。

私はTwitterでさくら先生(@sakura_tnh )という精神科の先生をフォローしています。

毎日勇気づけるツイートをしてくださいますので、楽しみにしています。

さくら先生も当直があるようですが、体を壊さないよう心配しているところです。

2.紺屋の白袴の意味・由来

「紺屋の白袴(こうやのしろばかま)」の読み方ですが、紺屋(こんやではなく、なまった「こうや」が正しい)、白袴(しろはかま、と濁らずではなく、しろばかまと濁る。

またしらばかまとは読まない)ですので、注意が必要です。

さて、「紺屋の白袴」の意味です。

「紺屋」とは、もともと藍染めの染め物屋さんでしたが、江戸時代、広く染め物屋さんを指す言葉になりました。

他人の衣服を染める染め物屋さんが、忙しくで、自分の袴を染める暇がない、ということから、「他人のためにすることが忙しく、自分のことまで手が回らない」ことを意味します。

由来は、特別に文書があるわけではなく、自然発生のようです。

「医者の不養生」とはいささかニュアンスが違うようですね。

3.紺屋の白袴の別の意味

「紺屋の白袴」には別の意味もあります。

染め物屋さんは難しい技術を必要とします。

染料を扱いながら、自分の袴を汚さないで白いままでいる、ということから、職人の技術力の高さを示したもの、といわれるのです。

4.医者の不養生・紺屋の白袴の類語

ではこれらの言葉の類語をみていきましょう。

先ほど平賀源内の言葉で示した「坊主の不信心」の他にも、いろいろあります。

「髪結いの乱れ髪(かみゆいのみだれがみ)」他人の紙を結うという技術があっても、自分の髪を結う暇がないこと。まさに今朝の床屋さんと一緒ですね。

「易者身の上知らず(えきしゃみのうえしらず)」他人のことを占うことはできるが、自分のこととなるとわからなくなる意味。

「大工の掘っ立て(だいくのほったて)」他人の家を建てる技術がありながら、自分は掘っ立て小屋に住んでいるという意味。

「儒者の不身持(じゅしゃのふみもち)」儒学を勉強した学者は優秀なことをいうが、自分のおこないは正しくないという意味。

「椀作りの欠け椀(わんつくりのかけわん)」他人のために茶碗を作る技術をもちながら、自分は欠けた椀を使っているという意味。

父さん
父さん

ずいぶんいろいろな言葉があるんだな

母さん
母さん

それだけ似た事例が多いということですね

5.医者の不養生・紺屋の白袴の英語表現

まずは医者の不養生の英語表現です。

Physician, heal thyself.(お医者さん、まずは自分を治しなさい)

Doctors often neglect their own health.(医者はしばしば自分の健康を無視しがちである)

続いて紺屋の白袴の英語表現です。

The shoemaker’s children go barefoot.(靴屋の子供は靴を履かずに裸足である)

Who is worse shod than the shoemaker’s wife?(靴屋の妻よりもひどい靴を履かされている人は誰だ?誰もいない)

6.まとめ 医者の不養生・紺屋の白袴

以上、「医者の不養生」「紺屋の白袴」という言葉についてみてきました。

英語表現があるとは、世界共通の意味なのでしょうか。

それにしても、私が行った床屋さんは、どこで髪を切っているのでしょう。

他人事ながら心配です。

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