『人生について星が教えてくれること』(Saya著、筑摩書房)という本を図書館から借りてきました。
今日はその感想と、星占いで使われる十二星座の覚え方について説明します。
1. 本書のメインターゲット
本書は20代~40代の女性をメインターゲットにしたものです。
LESSON1~3に分かれており、LESSON1「星を知る、自分を知る」LESSON2「星を育てる」LESSON3「見つけたいあなたの『おはなし』」となっています。
2. 星を知る、自分を知る
LESSON1では、「星を知る、自分を知る」というタイトルで、占星術の基本的な仕組みを説明しています。
本に説明されている事柄に、私がネットで調べた情報をもとに、お話しします。
まず星占いで使われる「黄道十二星座」ですが、これは先日の記事
で詳しく説明しました。
これとは別に、「黄道十二宮」というものがあります。
黄道十二宮とは、黄道帯を春分点を起点として30度ずつ12等分したものです。
以下、十二宮について説明します。
たとえば十二宮の白羊宮では、太陽がおひつじ座にあったことを表しますが、歳差のため、現在の太陽の位置でいうとうお座に当たります。
つまり、おひつじ座は占星術では3月21日から4月19日生まれを指しますが、このときに太陽があるのは現在ではうお座ということです。
以下同様に、元々の黄道十二宮と、現在の太陽の位置とを比べたものを列挙します。
参考 デジタル大辞泉
黄道十二宮は、
・白羊(おひつじ座→うお座)
・金牛(おうし座→おひつじ座)
・双子(そうし)(ふたご座→おうし座)
・巨蟹(きょかい)(かに座→ふたご座)
・獅子(しし)(しし座→かに座)
・処女(おとめ座→しし座)
・天秤(てんびん)(てんびん座→おとめ座)
・天蝎(てんかつ)(さそり座→てんびん座)
・人馬(いて座→さそり座)
・磨羯(まかつ)(やぎ座→いて座)
・宝瓶(ほうへい)(みずがめ座→やぎ座)
・双魚(そうぎょ)(うお座→みずがめ座)
の12宮。
占星術では、生まれた日が黄道十二宮のどの宮にあったかで、誕生星座を決めています。
3. ワンネスという考え方
LESSON1を読んで私が感銘を受けたのは、
あなたが生かされているということが、宇宙には必要だからなのです
というところです。
私は宇宙の法則、無限の力によって生かされている、といつも思っています。
あなたも「ワンネス」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。
「どんな小さな一つにも意味がある」という考え方です。
ああ、私は病気をしているけれども、私にも存在価値があるんだ、とあらためて感じました。
4. 十二星座の覚え方
十二星座の覚え方について、「教えて!goo」で面白い記事があったので、引用します。出典はこちら
ひつじうし,ふたごかにしし,おとめの座
てんびん誘いて,やぎ水と魚
(解釈例)
ある動物園の情景。
羊と牛を掛け合わせた「ひつじうし」や,蟹と獅子をかけあわせた「かにしし」の双子などの珍動物が一杯いる。
そこに客としてやってきた美しい一人の乙女。
てんびん君という男性に「一緒にお食事でもいかがですか」と声をかけた。
と,レストランで,「体にいいやぎ水」と,魚料理を,二人で仲良く食べている。
4. 星を育てる
LESSON2は「星を育てる」です。
「星を育てる」ってどういうこと? という疑問がわくでしょう。
誰もが心のなかに星の種を持っているのです。
そして大人になるにつれて、種が育ち、 人生が展開していきます。
誰でも、何歳になったとしても、 その時点での「可能性」というものが あると私は思います。
星の力を頼りに、自分の人生を 切り拓いていく、これが 「星を育てる」ということの 意味だと受け止めました。
それにしても自分の心の中に星があるとは、なんともロマンチックな言い方ですね。
本章では20代、30代前半、30代後半、 40代から、の4つに分かれてレッスンが 示されています。
冒頭で「20代~40代の女性向け」と書いたのはこのような意味です。
5. 見つけたいあなたの「おはなし」
そして最後のLESSON3では、 「見つけたいあなたの『おはなし』」 として、日々の小さな幸せをつむぎ、 素敵なできごとを引き寄せる ということについて述べられています。
「いい大学をでて、いい会社に勤める のが幸せ」 というのが世間の「おはなし」です。 ここから離れて自分にとっての幸せを 見つけることが大切です。 「あなたはあなたにしかなれないし、 それが素敵なことなのをどうか、 忘れないでくださいね」
ここで「幸せ」というキーワードが出てきたのでお伝えします。
私は今、心理カウンセラーのmasaさん(@masa_counselor)という方のメルマガを読んでいます。
その中に、「自分が今、どんな幸せをすでに与えられているのか」を毎日10個リストアップするというワークがあります。
例えば昨日の私が書いた10個は以下の通りです。
1. 妻が元気だ
2. ご飯がしっかりと食べられている
3.入浴してリラックス
4..風呂上がりの炭酸水がおいしい
5.毎月お小遣いをもらっている
6.パソコンがある
7.スマホでメルマガを読んでいる
8.YouTubeで音楽を聴いている
9.冷房の効いた部屋にいる
10.眠る布団がある
以上です。どうです? これくらいならあなたも書き出すことができるでしょう。
幸せを意識することにより、さらに幸せな状況を引き寄せる。

引き寄せの法則とはこういうことだな

日々の幸せに感謝したいですね
6. まとめ
以上、『人生について星が教えてくれること』の感想について述べてみました。
ポイント
- 黄道十二宮と黄道十二星座とは異なる
- 誰でも心の中に星を持っている
- 幸せなことを考えると幸せを引き寄せる
(アイキャッチ画像:セーレムさんによるからの写真)
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