KADOKAWAの児童書サイト「ヨメルバ」で、児童書など207冊の無料公開が2020年3月2日から4月5日まで無料公開されます。新型コロナウイルス対応策の一環です。
1.ヨメルバのサイトで無料公開
ヨメルバで無料公開される図書は、「角川つばさ文庫」、角川まんが学習シリーズ「日本の歴史」など207点です。
ヨメルバのサイトはこちら
実際にまずパソコンサイトにアクセスしてみました。
私は「魔法・ファンタジー」が好きなので、そこをクリックして、「魔女犬ボンボン」を選びます。
マウスのホイールを軽く下に回すことで、次のページへ行くことができました。
続いてスマホです。「ヨメルバ」で検索します。
無事同じ本に到達できました。
軽く画面を横にさわることで、次ページを見ることができます。
しかしスマホの文字は小さいので、老眼の私には読むことが困難です。
2.今回の休校対策
新型コロナウイルス感染症対応策として、文部科学省は、3月2日から全国の小中高を臨時休校とするよう要請しました。
期間は春休みの開始までです。
臨時休校するかどうか決めるのは各自治体なので、取り組みに差が現われました。
2日から休校するところと、5日から休校とするところなどの違い、また対象とはならなかった幼稚園の休園を行なう自治体もあります。
逆に島根県出雲市は休校を行なわないことにしています。
島根県内でコロナウイルスの感染者が出ていないことを受けた形です。
今後、市内で感染者が出れば新たに対応するとのことです。
3.KADOKAWA以外の会社の対応
このKADOKAWAだけでなく、集英社が「週刊少年ジャンプ」の、小学館が「月刊コロコロコミック」の無償提供を3月2日から行なっています。
少年ジャンプは漫画配信アプリ「少年ジャンプ+」 と電子書籍ストア「ゼブラック」 で公開されています。
「月刊コロコロコミック」は電子漫画ストア「小学館eコミックストア」 で配信です。期間は3月いっぱいです。
4.パソコンの普及率
快適に読むにはスマホではなくパソコンが望ましいのですが、パソコンの家庭普及率というのはどれくらいのものなのでしょうか。
総務省の統計によると2017年のパソコン世帯普及率は72.5%となっています。
なぜこんなことを調べたかというと、私の息子夫婦(ともに29歳)は家庭でパソコンを持っていないからです。
ちなみに私はパソコンがないと生きていけませんが、妻は自宅ではパソコンに一切さわりません。
それでも普及率が7割を超えているわけですから、かなり浸透しているといってよいでしょう。
お父さんまたはお母さんのパソコンを子どもさんが見るということになります。
5.子ども向け知育アプリの無料提供
ワンダーラボという企業が、子ども向けの思考力をのばすアプリ「Think!Think!(シンクシンク)」を3月1日から31日までの1か月間、無償提供することを決めました。
サイトはこちら
通常のコースは月額300円と月額980円の有料コースとなっています。
いろいろなところで動きが始まっていますね。
6.無料公開の感想
KADOKAWAが児童書などを無償提供するということは、大英断だったと思います。
休校をチャンスに、有料課金もできたはずですが、あえて無料公開することで企業の大きなイメージアップにつながります。
トイレットペーパーの買い占めなど、おかしな現象も起きています。
そんな中でこういった無償提供のニュースは、おおいに広まってもらいたいものです。
企業の宣伝になるため、テレビや新聞では伝えることが難しいのかもしれませんが、一人でも多くの人に伝わってほしいニュースです。

せっかく無償提供しているのに、知らなかったではもったいないからな

そのとおりですね
7.まとめ
以上、新型コロナウイルス対応策として、KADOKAWAが児童書などを無料公開するというニュースについて述べてきました。
新型コロナウイルス感染者は、厚生労働省の発表によると、3月2日12時現在232名の患者が確認されているとのことです。
・国は小中高の休校を要請、対応は分かれる
・無料公開は評価されるべき
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