お正月の折り紙第三弾は、立体の門松の作り方です。お子さんでも簡単に作れますので、一緒に作ってみましょう。
1.お正月の折り紙 立体の門松の作り方
まず門松の竹の部分から折ります。折り紙を三角形におります。このとき、少し端がみえているようにするのがコツです。
裏向きに半分に折ります。
真ん中の辺を、全体の3分の1くらいのところをめざして折ります。
さらに長辺を、3分の1くらい折返します。
三角形の頂点を、同じ幅になるくらい後ろへ折り返します。出っ張った頂点は後ろに折りましょう。これで竹のできあがりです。
続いて土台を折ります。まず折り紙を半分に折って、上下の辺を真ん中に合わせるようにして折ります。
裏返して半分に折り、その線を目指して下の辺を折ります。
上の辺も同様に折ります。そして開き、真ん中の折り目が下4分の1の線に重なるよう折ります。横から見るとZの形ですね。
そうしたら下の辺を今山折りになっているところに合わせて折ります。
上真ん中の谷折りの部分を半分に折り、三角形になるように折ります。
反対側も同様です。
これで台ができあがりました。先ほど折った竹を貼り付けます。
2.門松の値段は?
ちなみに、本物の門松を買うといくらぐらいするか、ご存じですか?
価格.comで調べてみます。
小さなもの12×36cmのものが7,000円。
中型の27×125cmのものが約30,000円。
大型の40×180cmのものが68,000円。
お店で買うならいいでしょうが、一般家庭で買うにはちょっと値が張りますね。
3.門松を飾る期間は?
門松はお正月の飾り付けで、門松を飾る期間のことを「松の内」と呼ぶのです。
この「松の内」は、元日から始まると思うのが普通ですよね。
それで正解なのですが、ネットで調べてみると「12月13日から」という説があります。
ずいぶんと早いですね。
12月中旬から門松を見ることは少ないでしょう。
ただ、元日ではなく、12月中から門松を飾っていても問題はありません。
12月28日が「御用納め」と呼ばれます。12月29日に門松を飾るのは29=二十苦となるので、よくないそうです。
年末年始の休暇に入る前に飾っておく必要がありますね。
年末に門松を見かけると、「ああ、もうすぐお正月なんだな」とウキウキした気分になります。
松の内の終わりは、関東では1月7日、関西では1月15日までとなっています。
この間は門松を飾っていてもいいのですね。
門松には歳神様を導くという意味があるそうです。
門松の歴史をさかのぼると、平安時代へ行き着きます。あの「徒然草」(1330年頃に書かれた?)にも出てくるそうですよ。
4.まとめ
子どもさんに門松の由来を教えてあげるのもいいでしょうね。神様を導くなんて、私も調べてみるまでまったく知りませんでした。ただ「縁起のいいもの」くらいにしか思っていませんでしたからね。
昨日、noteに音声をアップしました。「8.サブブログ閉鎖について」です。

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○今日の名言
夢を追って、
失敗してもいいじゃない。
それでも何とかなるものよ。
(マヤ・アンジェロウ)
それでは最後に、「ありがとう」
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