あなたも一度は万年筆を使ったことがあるのではないでしょうか。
パイロットから出ている、格安万年筆「カクノ」。
文房具好きの私は、1年ほど前になるでしょうか、その存在を知って、さっそく買いました。
しかし、今になって「買うべきではなかったのかな」と思うようになりました。その理由は?
1.万年筆からインク漏れ
私がもっているカクノのタイプは、キャップ、本体ともグレーのもの。
現在はスケルトンのものが販売されているようなので、私が持っているのはは一代前のものかもしれません。
カクノの魅力は、なんといってもその価格の安さ。
1,000円台で万年筆が手に入るのですから、これほどうれしいことはありません。
最初は順調に使っていました。
しかし、半年ほど期間をあけて、再度使おうとしたとき、持ち手の部分がインク漏れを起こしていたのです(図の矢印の部分)。
見事に手を汚してしまいました。
2.特にインクカートリッジは押していない
説明書をみると、インクの出が悪いときは「カートリッジを指ではさんで軽く押す」と書いてありました。
私の場合は特にインクの出が悪いということはありませんでしたので、押しませんでした。
なのでインクカートリッジを押したからインクが漏れたというわけではないのです。
3.インク漏れは格安だから?
カクノがインク漏れを起こしたのは、格安万年筆にしたためかなと思い、「やっぱり格安品は買うべきではないな」と使うのをやめてしまいました。
しかし格安とはいえお金を払って買った商品。
おまけに12本入りのカートリッジも買ってしまっています。
これをなんとかする方法はないかと、調べてみました。

格安品だから悪かろうということはないはずだぞ

せっかくお金を出して手に入れたのですから、有効活用したいですよね
4.カクノのペン先を洗ってみた
そこでたどりついたのが、カクノのペン先を水洗いする方法です。
ネット上でもカクノのインク漏れに悩んでいる人がいて、水洗いをしてみたと書いてあったのです。
ちょうどインクカートリッジがからだったので、とりはずして、ペン先部分を洗面台で洗ってみました。
このとき注意が必要です。
ペン先部分にもたくさんインクが含まれていますので、気をつけないと洗面台を汚してしまいます。
あまり強い水流で洗わないようにしましょう。
そしてペン先部分を上にして30分ほど乾かします。
5.インク漏れをおこさないようカートリッジを装着
インク漏れを起こすことのないように、力をいれずにカートリッジを取り付けます。
取り付けるときに、ペン先から2滴ほどインクが飛び出しました。
汚れたら困るものの上ではカートリッジ装着を行なわないようにしましょう。
そして試しに書いてみましたが、インクが出ません。
慎重に、2、3回そっと押してみます。
やはり出ません。今度はペン先を下にして30分ほど置いてみることにしました。
キャップの上部が平らではないので、立たせておくのがむずかしいです。
ティッシュペーパーの箱と手帳ではさんで立てておきます。
6.私は根っからの文房具好き
話はそれますが、待っている間にエピソードをひとつ。
私は子どもの頃からの文房具好きです。
小学生の時、父親にシャープペンシルを買ってもらったことをはっきりと覚えています。
当時(45~50年前)で500円しました。
「ダブルノック方式」といって、芯を出す際に2回ノックする必要があるものでした。
大人になって銀座の伊東屋へ出かけたときは、文房具だらけだったので、卒倒するかと思いました(ウソです。でもうれしかったのは間違いありません)。
6.まとめ
ついにカクノが書けました! 指先の汚れなし。捨てなくてよかった~。
・万年筆のインク漏れを起こした
・水洗いしたら元通りになった
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