10月のことを「神無月(かんなづき)」と呼びます。
これは、10月になると全国各地の神様が出雲大社に集まるため、神様がいなくなってしまうということだそうです。
出雲大社では旧暦10月のことを「神有月」と呼びます。
1.出雲大社の神有月の行事
島根県の出雲大社では、旧暦10月に神事が行なわれます。
これは「神迎祭」と呼ばれます。出雲大社だけではなく、出雲八社で行なわれる「神迎祭」は、2020年での日程では、新暦11月24日から始まります。
出雲大社では、大国主命(おおくにぬしのみこと)がまつられています。
この神様は人と人を縁でつなぐということをなさっているそうです。
日本全国には八百万の神様がいるといわれています。
「八百万」とは「数がとても多い」という意味で、数字に意味があるかわけではありません。
Wikipediaによると「八百万の神様」とは
自然のもの全てには神が宿っていることが、八百万の神の考え方であり、欧米の辞書にはShintoとして紹介されている。日本では古くから、山の神様、田んぼの神様、トイレの神様(厠神 かわやがみ)、台所の神様など、米粒の中にも神様がいると考えられてきた。
とのことです。
2.神無月に出雲大社へ行かない神様とは
神無月に出雲大社へ行かないといわれている神様がいます。
それが「天照大御神(あまてらすおおみかみ)をはじめ天津神達」です。
また「恵比寿様」も出雲大社へ行かないともいわれています。
そしてもっというと、「そもそも各地の神様は出雲大社へ行かない。行くのは分け御霊である」という説があります。
私はこれを信じます。10月に神社がからっぽになるとは考えづらいからです。
10月に神事を行なう神社もありますよね。
3.出雲大社の神有月の行事とは
出雲大社の神有月の行事とはどのようなものでしょうか。
まず11月24日の夜に「神迎祭」が行なわれます。
そして「神在祭」が11月25日から、「神在祭・縁結大祭」が11月29日と12月1日にあります。
出雲大社のホームページには
祭事につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、(略)以下の通り祭事毎に神職のみでの奉仕や参列のご遠慮・制限などを致しますので、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願い致します
と掲載されています。
例年と比べて参列は制限されるということです。
参列への事前申し込みはホームページに詳細情報が掲載されてから受け付けるということなので、確認が必要ですね。
出雲大社のホームページはこちら。
4.神様は一人しかいない?
神道について分析するのは私の手にあまりますが、先日斎藤一人さんの本を読んでいたらこんな言葉に出会いました。
神様は天の中心にいて、ひとりしかいないの。これをね、「天之御中主(あめのみなかぬし)と言う。
私はある本で読み、意味もわからずに毎朝「あめのみなかぬしさま、お助けいただきましてありがとうございます」と唱えていたのですが、そういう意味だったんですね。
また、こうも書いてあります。
この神から、人間は「分霊(わけみたま)」というのをもらってて、(略)あなたも神の子なんだよ
(人生が楽しくなる「因果の法則」より引用)

そして人生にはちょうど乗り越えられる試練が与えられるんだな

魂の成長のためですね
5.まとめ 神無月と出雲大社の関係
私は「神道(しんとう)」とは別の意味で神様の存在を信じます。
出雲大社の話からちょっとずれてしまいましたが、「神様」といってもいろいろな考え方があるのだな、と思いました。
- 2020年11月の出雲大社の行事は例年とは別
- 詳細は公式ホームページを参照
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