5月5日のこどもの日。
柏餅(かしわもち)を食べる風習がありますよね。
私も甘い物が大好きで、毎年食べています。
私には2歳になる孫がいて、保育園へ通っています。
柏餅をこどもの日に食べる由来を、保育園・幼稚園児に説明するにはどうしたらいいでしょうか。
1.柏餅の由来を保育園・幼稚園児にわかりやすく
5月5日に柏餅を食べるのは関東の風習だそうです。関西ではちまきを食べます。
「おさむらいさんがいたころ」というのがわかりにくければ、「○○ちゃんや、○○ちゃんのパパやママがうまれるずっとまえのことだよ」といえばいいでしょう。
5月5日は、端午の節句。五節句のひとつです。
五節句とは、季節の節目となる日のことで、 人日(じんじつ、正月7日)、上巳(じょうし、3月3日)、端午(たんご、5月5日)、七夕(しちせき、7月7日)、重陽(ちょうよう、9月9日)を指します。
端午の節句は、「菖蒲(しょうぶ)の節句」とも呼ばれます。
菖蒲は薬草として使われ、人々は無病息災を祈って菖蒲湯に入りました。

この菖蒲が尚武(しょうぶ)と同じ音で語呂合わせだな
そのため端午の節句に、尚武=武家の繁栄を願うこととなり、男子の誕生と成長を祝う日とされました。
そして江戸時代後期に柏餅が江戸で作られ、参勤交代の制度を通じて各地に広まりました。
しかし、柏の木は、関東に多く、関西では少ないため、柏餅を食べるのは関東、関西ではちまきを食べる風習が広がったのです。
柏の葉はなぜ冬も落ちないのでしょう。
これは、冬の寒さから新芽を守るためだといわれています。
古い葉を、新しい芽につなぐということで、「ゆずり葉」と呼ばれます。
大きくなるまでって、何歳までなんでしょう。私の父は、私が16歳のときに、45歳で亡くなりました。病気でした。なんだか今年食べる柏餅は、ちょっとしょっぱい味がしそうです。
2.柏餅は何歳から食べていいのか
さて、柏餅の由来を説明するとして、実際に柏餅を食べられるのは何歳からでしょう。

柏餅を子どもにあげるのは、噛んで飲み込む力が付く3歳児以上ですね
一般論としては、歯で噛む力が付いて、うまく飲み込めるようになるのが3歳といわれていますので、それまでは与えないほうがいいです。
また、3歳児以上でも、上手に飲み込めない子どもさんもいますので、食べさせる時は注意が必要です。
もし餅を喉に詰まらせてしまったら、次のサイトが参考になりますので、ごらんになってください。
こう考えてくると、なにも3歳児に、餅を食べさせる必要はないでしょう。
4歳児、5歳児から与えたとしても遅くはないです。
その時に「なんで葉っぱでくるんであるの」と聞かれたら、柏餅の由来を説明してあげれば、子どもさんも感心すると思います。
3.柏餅の代わりになるレシピ
上の子が5歳で、下の子が3歳だった場合。上の子には柏餅をあげてもいいでしょうが、下の子に柏餅をあげるのはためらわれます。
代わりのレシピが載っているサイトがありましたので紹介しますね。
こちらのサイトです。
一口ハンバーグが「あん」の代わり、マッシュポテトが餅の代わり、ほうれん草が柏の葉っぱの代わりです。なかなかのアイデアですね。
4.柏餅の葉っぱで中身が分かる!?
柏餅の葉っぱで、表面(ツルツルしている)が内側か、裏面(ザラザラしている)が内側かで、中身がわかるそうです。
ツルツルした表面が内側の場合、白い餅だったらこしあん、緑の餅(よもぎ)だったらつぶあんです。
そしてザラザラしている裏面が内側だったら、味噌あんです。

ウチは私がこしあん派で、妻がつぶあん派なので、もめます。たいてい妻の好みに合わせます
って誰もそんなこと聞いてませんって。
5.まとめ
私も数十年、柏餅を食べてきましたが、由来については今回調べてみて初めて知りました。
江戸時代のお菓子なんですね。
・柏餅を食べさせるのは最低でも3歳児
・柏餅の葉っぱの裏表で中身が分かる
>>関連記事 五月人形の読み方は?いつ出していつしまう?誰が負担する
ブログランキングに登録しました。1日1回、ぽちっと応援よろしくお願いします。
コメント