TBS系バラエティー番組「プレバト!!」(木曜夜7時)で、キスマイ(Kis-My-Ft2)の横尾渉が詠んだ俳句が、2021年度の中学国語教科書に掲載されるというニュースが流れました。
この教科書副教材は明治図書出版が発行するもので、一般販売はなされません。
いったいなんという句が教科書に載ることになったのでしょうか。
1.教科書に載る横尾渉の作品
1-1.キスマイ横尾渉の作品とは
教科書に載ることになった横尾渉さんの作品は、「休暇明けアルトのビブラート太し」です。季語は「休暇明け」で秋のものになります。
夏休みに練習をした結果、成果がでたことを「太し」と表現しています。
なかなかできる発想ではありませんね。
過去にも「プレバト」の俳句が教科書に載ったことがあるそうですが、横尾渉さんの作品が載るのは初めてです。
1-2.横尾渉のプロフィール
では横尾渉さんのプロフィールを確認しておきましょう。
名前:横尾渉(よこお・わたる)
生年月日:1986年5月16日(34歳)
出身地:神奈川県
身長:176.5cm
2005年からKis-My-Ft2(キスマイフットツー)として活動しています。
キスマイは7人のグループです。
1-3.プレバトへの出演
横尾さんは俳句の経験はありませんでしたが、2015年7月からプレバトの俳句コーナーに出演し始めました。
ぐんぐん才能を伸ばし、2020年1月、名人・特待生だけの俳句タイトル戦で優勝を果たしました。
2021年3月25日の放送で、俳句タイトル戦において2度目の優勝を果たしたところです。
2.俳句タイトル戦で優勝を果たした作品
2度目の優勝を果たした俳句は、「浜風光るスクイズの土埃(はまかぜひかるすくいずのつちぼこり)」でした。
お題は「じゃんけん」で、甲子園特有の海風、「浜風」を読み込んだものです。
キャッチャーの出すサインがじゃんけんに似ていると見立てた句です。
講師の夏井いつき先生からも「直しなし」と太鼓判を押されました。
3.横尾渉の資格
横尾渉さんは、「ジャニーズで資格を取っている人は珍しいだろう」と、2011年からペット介護士の資格を勉強して取得、さらに2017年8月には「マグロ解体師1級」という当時国内で7人しか合格していない資格を取得しました。
どういう理由からそのような資格を取ろうと思ったのか、想像もつきません。
4.教科書の副教材っていつできるの?
このテレビ放映があったのは先ほども述べたとおり2021年3月25日です。
当然生放送ではないでしょうし、そもそも副教材に載った横尾渉さんの作品がいつ詠まれたものかもわかりません。
発表はテレビ放送で初めて行なわれたのでしょうが、準備はずっと前からしていたことと思われます。
2021年4月から使う副教材ですから、そうギリギリまで作成期間を伸ばしたとも考えられません。
5.まとめ
いずれ横尾渉さんは句集でも出されるのでしょうか。
これからも歌だけではなく、いろいろな方面で活躍することが期待されます。
アイドル+俳句という組み合わせは、たしかに意表を突きますよね。
人間の才能というのはどこで眠っているのかわかりません。
きっと多くの俳句にふれて、勉強もされたのでしょうね。
ますますのご発展をお祈り申し上げます。
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