東京都府中市の大國魂神社で、毎年5月3日から6日頃まで「くらやみ祭り」が開催されます。
5月5日前後に「見世物小屋」が見られるという噂をきいたのですが、いったいどのようなものなのでしょうか。
1.見世物小屋とは
見世物小屋とは、昭和30年代まで、お祭りのときに開かれていたようです。
見世物小屋なんて江戸時代の娯楽ではないかと思っていた私にとって、昭和でもあったとは、驚きでした。
たとえば障害者が「奇形」として出演していました。
昔は身体障害者の権利が守られていなかったため、「見世物」として障害者が好奇の目で見られていたのです。
そのほか、体に蛇を巻き付けるとか、生きている蛇を食べるとか、非日常的な芸を見せるのが見世物小屋でした。
私が考える「見世物小屋」とは、落語にでてくるものです。
「大イタチ」と書いてあって大きな板に血がついているものとか。
2.くらやみ祭りの見世物小屋とは
くらやみ祭りで見られる「見世物小屋」とは、いわゆる「お化け屋敷」のことを指すそうです。
Yahoo知恵袋によると、2017年にこのような記述があります。
自分は10年前から毎年くらやみ祭に行ってますが、そのうち9回がお化け屋敷で、見せ物小屋(へび使い)は1回だけです。
引用元 Yahoo知恵袋
現在でも、「見世物小屋」と称するイベントが全国でごくわずかに残っているようです。
興行している団体は「大寅興行社」というものだそうです。
3.くらやみ祭りの人出
くらやみ祭りには、毎年70万人もの人が訪れるそうです。
ネットの情報に、「くらやみ祭りでは500もの屋台が出る」と書いてありましたが、果たして大國魂神社はそこまで広かったでしょうか?
日にちを変えて、延べでの出店数なのでしょうか。
私は地元民ですが、くらやみ祭りに行った経験はありません。
くらやみ祭りは室町時代の文書に記録があるそうで、古くから伝わる行事です。
開催期間中は交通規制が行なわれるので、電車で行くことをオススメします。
4.よみうりランドのお化け屋敷
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大國魂神社のアクセスは京王線府中駅徒歩5分ですが、同じ京王線で行くことのできる遊園地に「よみうりランド」というものがあります。
よみうりランドのアクセスは京王線京王よみうりランド駅からゴンドラで10分、またはバスで5分です。
よみうりランドの入園料は大人1,800円、中高生1,500円、小学生・シニアは1,000円です。
のりもの乗り放題のチケットは大人5,500円、中高生4,400円、小学生・シニア3,900円となっています。
地元民である私は子どもの頃によみうりランドへ連れて行ってもらい、親になってからは子どもを連れて行った経験があります。
なかなか楽しい遊園地です。
今でも京王線の駅のポスターによみうりランドが出ていますから、人気があるのでしょう。
そしてよみうりランドにはお化け屋敷があるのです。
紹介?動画がこちらです。
私は怖いものはキライなので、子どもの時も、親になってからも、お化け屋敷には入ったことがありません。
ただ鏡の部屋の迷路に入ったことはあります。
今さらながらよく勇気があったものだと思います。
5.高校生の文化祭でお化け屋敷
私は調布市にある高校に通っていました。
文化祭の出し物で、「お化け屋敷」をやったことがあります(40年ほど前になります)。
高校のそばに映画の撮影所があり、どういうつてをたどったのかわかりませんが、クラスの女子が撮影所にあるお化け屋敷の道具一式を借りてきたのです。
教室の一室分だけですから、そんなに大きな規模のお化け屋敷ではありません。
私の役目は壁の後ろに隠れて獣の手を出している、というものでした。
入場者が獣の手に触るのを見計らって、勢いよく突き出すのです。
動かないと思ったものがいきなり動いたら、ドキッとしますよね。
そのほかにお葬式の祭壇などがありました。

映画撮影所のセットだから、かなりリアルだったな

そんなことがあったんですか
6.まとめ
以上、府中のくらやみ祭りについて説明してきました。
くらやみ祭りがそれほど人気とは知りませんでした。
私は気が弱いので、これまでお化け屋敷に入ったことはありませんし、今後も入ることはないでしょう。
- くらやみ祭りの見世物小屋とは「お化け屋敷」
- 毎年70万人もの人出がある
- よみうりランドにも「お化け屋敷」がある
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