お店などに飾られているのを見る、招き猫。
右手と左手、どちらを上げているかで意味が変わってきます。
あなたは注意してみたことがありますか?
1. 右手を上げている場合
招き猫が右手を上げている場合は、「お金を招く」といわれています。
家庭に置く場合は、右手を上げているものがよいでしょう。
右手を上げている招き猫は、色はお金をあらわす金か、白の場合が多いです。
また右手を上げているのはオス猫だといわれます。
なぜ右手を上げていると金運がよくなるのか、明確な理由は調べられませんでしたが、人は利き手が右の人が多いから、という説がありました。
2. 左手を上げている場合
招き猫が左手をあげている場合は、「人を招く」とされています。
商売をされている場合、お店に置くのは左手を上げているもののほうがいいといえます。
左手を上げているのは、色は白か黒が多いです。
また左手を上げているのはメス猫だとされています。
3. 両手を上げている場合
両手を上げている場合は、「お金も人も招く」……といいたいところですが、逆に欲張りすぎて、せっかくのご利益がなくなるともいわれています。
また手を高く上げているものは、「遠くからの福」を招き、低く上げているものは「近くの福」を呼びます。
これはなんとなくわかりますね。
ですので、家庭に置く場合は「近くの福」を招く低いもの、ホテルなど遠方からのお客さまを招くには「遠くの福」を招く高いものを選ぶとよいです。
4. 招き猫を置く場所
招き猫を置く場所は、家庭の場合は玄関やリビングルームにおきます。
お店の場合は入口かレジの横に置きます。
室内に置く場合は、あまり大きなものではなく、置いて違和感のない程度の大きさがよいでしょう。
お店の外に置く場合は、大きなものでも大丈夫です。
5.招き猫の由来
猫の歴史をひもといてみると、平安時代にさかのぼるそうです。
当時は貴族だけに愛されました。
そして江戸時代になると、ネズミを捕ってくれるということで、庶民の間にも猫が飼われるようになったのです。
ではなぜ手を上げている招き猫ができたのでしょう。
これは、中国の古典に由来するものです。
「猫が前足をあげて顔を洗い、その足が耳をすぎると客が来る」と書かれているとのことです。
なんとも不思議な感じがしますね。
6. 招き猫はどこで手に入れる
招き猫はどこで手に入れればいいのでしょうか。まっさきに思いつくのが通販です。
またお寺などで売っている場合もあるので、調べてみるとよいでしょう。
7. 招き猫の日
毎年9月29日は「招き猫の日」です。これは9(来る)29(福)という語呂合わせからきています。
「日本招猫倶楽部」が1995年に定めました。
「日本招猫倶楽部」は1993年に設立されています。
サイトはこちら
年会費は3000円だそうです。興味のある方はまず資料請求からどうぞ。
Twitterもあるのでフォローするといいかもしれません。

世の中に猫好きの人は多いからな

Twitterでもよく画像がアップされていますものね
8. まとめ
以上、招き猫についてみてきました。今度お店に行って招き猫を見かけたら、右手を上げているか、左手を上げているか、注意してみるとよいでしょう。
ポイント
- 右手を上げている招き猫はお金を招く
- 左手を上げている招き猫は人を招く
- 置く場所は家庭なら玄関やリビングルーム
- 毎年9月29日は招き猫の日
アイキャッチ画像:由華。さんによるからの写真)
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