今日はパラリンピックのチェアスキー、森井大輝選手について説明します。
なんと冬季パラリンピックだけではなく、パワーリフティングで、2020年の東京パラリンピックを目指すそうです。
1. 森井大輝プロフィール
森井大輝選手のプロフィールは以下のとおりです。
- 名前:森井大輝(もりい・たいき)
- 生年月日:1980年7月9日(38歳)
- 出身地:東京都あきる野市
森井大輝選手は、4歳のときからスキーを始めたといいます。
そして高校2年生のときに、バイク事故を起こして、脊髄を損傷してしまいます。
失意のうちに過ごした森井大輝選手は、最初はチェアスキーのことを聞かされても関心を示さなかったそうです。
ところが、入院中にテレビで見てみた長野パラリンピック。
出場している選手たちが試合後にすばらしい笑顔をみせていることに気づき、「自分も心から笑いたい」とチェアスキーの選手になることを決意しました。
2. 森井大輝選手の高校・大学
森井大輝選手は、事故前には建築科の高校に通っていました。
事故の後、バリアフリーな環境がある、都立あきる野学園(養護学校)に通うことになります。
大学には進学していません。富士通に入社し、その後トヨタ自動車に勤めます。
3. パラリンピックでの成績
アルペンスキー 森井大輝選手
男子 ダウンヒル 座位 銀メダル獲得!!
日本代表選手団は2つ目のメダル獲得です!#PyeongChang2018 #Paralympics #パラリンピック #銀メダル #アルペンスキー pic.twitter.com/cr2xYMYlAg— 日本パラリンピック委員会 (@paralympic_jpc) 2018年3月10日
出典:Twitter
もともと運動神経が良かったのでしょう、森井大輝選手はパラリンピックに出場できるようになりました。
2002年のソルトレイクパラリンピックでは、回転、大回転で8位に入賞しています。
2006年のトリノパラリンピックでは男子大回転で銀メダルを獲得しています。
チェアスキーは最も過酷な競技とも呼ばれ、時速120kmも出るそうです。
2010年のバンクーバーパラリンピックでは滑降で銀メダル、スーパー大回転で銅メダルを獲得しました。
2014年ソチパラリンピックではスーパー大回転で銀メダル、2018年平昌パラリンピックでは滑降で銀メダルを獲得しています。
パラリンピックで4大会連続でメダルを取るということが、いかに困難なことか、こちらにもひしひしと伝わっています。
4. 森井大輝選手は離婚していた?
検索していると森井大輝選手が離婚した、とのタイトルが見つかりますが、事実を調べてみると、離婚はおろか、まだ結婚していませんでした。
「結婚」が報じられたのは、同じチェアスキーの狩野亮選手が結婚したことから、森井大輝選手も結婚したのではないか、といううわさが流れたようです。
5. 夏のオリンピックにも挑戦
10/17フジテレビPARA☆DO!はアルペンスキー銀メダリスト・森井大輝選手がパラパワーリフティングの選手で登場!僕も平昌に応援に行き、実際に銀メダル獲得の瞬間に立ち会いました??
4大会連続でメダルを獲りながら2020年はパワーリフティングで出場と、その挑戦し続ける姿勢を本当に尊敬しています。 pic.twitter.com/Xlr4qg8V90— 清貴 / KIYOTAKA (@Kiyosound) 2018年10月17日
出典:Twitter
森井大輝選手は、ずっと冬季オリンピックで活躍してきましたが、2020年東京パラリンピックに向けて、トレーニングを積み始めたそうです。
出場種目はパラパワーリフティングです。
仰向けに寝て、上半身の力でバーベルをあげるものです。
体重別にクラスが分かれています。
森井大輝選手が初めての世界大会に出た時は身長171cmで体重47kgだったそうです。
世界各国の選手の体格をみて、「これではとてもかなわない」と思い、体重増加のトレーニングを行ないました。
そして今では63kgの体重となりました。

トレーニングはハードだったんだろうな

オリンピックでメダルを取るくらいですからね
6. まとめ
以上、パラスキーの森井大輝選手について説明してきました。私は精神障害者ですが、不遜にも、「身体障害者だったら良かったのに」と思ったことがあります。
身体障害なら外から見て障害者であることがわかります。
しかし精神障害者は、外見ではわかりません。「心の苦しみ」がどんなものか、健常者は知るよしもないでしょう。
でも今回、森井大輝選手のことを調べてみて、「身体障害者でも過酷な訓練をして栄光を手に入れることができる」と学びました。
精神障害者でも前向きに人生を生きたいです。
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