菜種梅雨の意味と時期 関東は? 実感ないんだけど

03月

あなたは「菜種梅雨」という言葉を聞いたことがありますか? 「菜種梅雨」と名前がついているのだから、春のことなんだろう、と想像がつきます。
私が住んでいるのは関東ですが、春の梅雨というのを実感したことがありません。
では、「菜種梅雨」とはどういう意味なのでしょう?

1. 菜種梅雨の意味と時期

菜種梅雨(なたねづゆ)とは、3月下旬から4月上旬にかけて、雨の日が多いことをいいます。

でも期間は数日(5、6日)だそうです。

「梅雨」と名が付くのだから、長い期間雨が降ることを指すのだろうと思いましたが、わずか数日なんですね。

菜の花が咲く頃に降ります。

菜の花をアブラナといいますが、アブラナから取れる油が「菜種油」です。

「菜種油」は平安時代にまでさかのぼることができ、江戸時代にさかんに使われるようになりました。

菜種はアブラナの種子のことを指します。

菜の花が咲く頃に降る雨なので「菜種梅雨」と呼ばれるようになったのです。

父さん
父さん

期間が数日だからわからなかったのか

母さん
母さん

でも風流な言葉じゃありませんか

2. 菜種梅雨が観測される地方

菜種梅雨が発生するのは関東から九州にかけての太平洋側です。
冬には関東地方は高気圧によっておおわれますが、これが春には移動性高気圧となります。

北日本に高気圧がやってくると、その南側・西側に前線ができます。

このため、東北地方では晴れ、関東から九州にかけては雨になります。

3. 関東地方の菜種梅雨

関東地方の菜種梅雨は、年によって、強いときと弱いときがあります。たとえば1992年。

3月の後半に雪が降っています。

そういえばだんだんと思い出してきました。

たしか4月に入ってから雪が降った年があったはず。

調べてみると、1969年と1988年の4月に関東地方で雪が降っています。

1969年というとまだ私が小学生だったころですね。

4. 春雨という言葉

食べ物に「春雨(はるさめ)」というものがありますよね。春の長雨のことを「春雨」といい、細く長く降ることから、その名前を取って食べ物が「春雨」と呼ばれるようになりました。

春雨とは菜種梅雨のことをいうのでしょうか? どうやら厳密には違いますね。

春雨というのは、菜種梅雨より後にくるようです。

菜種梅雨が菜の花の咲く頃、春雨は桜のときに降る雨だそうです。

そうしてみると春雨の方が後ですね。

5. 「春雨じゃぬれて行こう」

あなたも「春雨じゃぬれて行こう」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

由来を知っていますか?

新国劇「月形半平太」(作・行友李風(ゆきともりふう))の中で主人公が舞妓に対して言う言葉です。

暖かくなってきたから傘をささないということでしょうか。

これは、ざあざあ雨が降るのではなく、霧雨みたいに降ることからきているようです。

6. 「梅雨」とは

さて、単に「梅雨」といえば6月~7月ごろに降る雨のことですね。

「梅雨(ばいう)」という言葉の由来は2つあります。

1つ目は、梅が熟するときに降る雨だから、という日本由来の説。

2つ目は、中国でカビが生えやすくなる季節を、黴雨(ばいう)と呼びました。これが日本に伝わり、「梅(ばい)」と同じ読みのことから、「梅雨」となった、という説。

7. まとめ

ということで、なぜ関東に住んでいて菜種梅雨を感じないのかというところからスタートして、菜種梅雨についての話をしてきました。
わずか数日のことを「梅雨」と呼ぶなんて、昔の人は風流だったのですね。

菜種梅雨とは3月下旬から4月上旬にかけて降る雨のこと

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