2019年1月18日放送の「爆報!THE フライデー【あの人は今…大追跡SP】」で、「甲子園での発言で大バッシングを受けた監督Nは今…」との予告がありました。この監督Nとは野々村直通さんのようです。
1.野々村直通さんプロフィール
野々村直通さんは、島根県出雲市出身、1951年12月14日生まれ(67歳)です。
広島大学卒業後、広島県立府中東高等学校に赴任しています。
1979年府中東高等学校の野球部監督として甲子園に初出場しました。
その後故郷に戻り、島根県の開星高等学校で野球部の監督となりました。
2.野々村直通さん監督辞任
2010年、開星高等学校の監督として、甲子園出場を果たしました。
1回戦で「21世紀枠」で出場した和歌山県立向陽高等学校に1-2で破れ、「21世紀枠に負けたのは末代までの恥。腹を切ってて死にたい」と発言しました。
この発言が大バッシングを受けて、3日後に監督を辞任しています。
3.「21世紀枠」とは
ではこの「21世紀枠」というのはどういうものでしょうか。
これは、一般枠とは別に、恵まれない環境、地域によい影響を与えているなどの高校で、一定要件を満たした場合、甲子園への出場が認められるというものです。
2010年時点では3校選出されていました。
野々村直通監督としては、都道府県大会を勝ち上がってきた高校でもないのに、そこに負けてしまうとは、という認識があったのでしょう。
実際、開星高等学校は、現在のプロ野球選手を輩出している文句なしの実力校。勢いあまって先に述べたような発言が出てしまったと思われます。
4.野々村直通監督の再任
野々村直通さんは、周囲からの要請を受けて、2011年に開星高等学校の監督に再就任しました。
甲子園へ出場しましたが、2012年3月をもって定年退職となりました。
野々村直通監督は、角刈りにサングラス、甲子園の抽選会には羽織袴で出席するなど、異色の監督で有名でした。
そして先に挙げた発言の謝罪会見の場で、派手な洋服を着ていたということから、さらにバッシングを受けました。
ここまでくると「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という感じもしますが……
5.野々村直通さんの現在の職業
野々村直通さんは、高等学校教師の時代、美術の先生でした。
現在では、画家として活動しています。
また、教育評論家として、マスコミにも出ています。
「教育には体罰も必要」と主張されていますが、私はこの意見にまったく反対です。
「教育」という名の下に暴力がふるわれるのを見逃すわけにはいきません。
さらに、野々村直通さんは、自分の子どもにも体罰をふるっているようです。
6.体罰の必要性
しかし、教育現場では、体罰を容認する考え方にシフトしているようなのです。
1988年に行なわれたアンケートでは、教師の約6割が「体罰は必要」という考え方を示しています。
私の通った学校では校内暴力はありませんでしたが、一時期「荒れた学校」という問題もありました。
そのような背景から、体罰に対して肯定的な考え方が広まっているのでしょう。
私は、教育現場の者ではないので、実態を把握しているわけではありません。
それでも「体罰で問題が解決するのか」と考えると、やはり体罰反対の立場に立ちたいと思います。

学校での体罰と家庭内の体罰とでは違ってくるのかな

いや、暴力では解決しないと思いますよ
7.まとめ
以上、甲子園への出場を果たした野々村直通監督について、また体罰についてみてきました。
私は、自分の子どもたちに対して、体罰をふるったことはありません。
見解の相違ですね。
参考

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