「笑い」は健康にいい 『「お笑いタレント化」社会』

実用

『「お笑いタレント化」社会』山中伊知郎(祥伝社新書)を読みました。

1.「笑い」は健康にいい

あなたもご存じのとおり、「笑い」は健康にいいのです。

笑いが、人間の体の免疫力を高めて、ガン細胞を撃退する「ナチュラルキラー細胞」を増殖させるといわれています。

『「お笑いタレント化」社会』の著者、山中伊知郎さんは、1954年生まれ。お笑いプロデューサーとして活躍。関根勤主宰の劇団「カンコンキンシアター」の座員。芸能事務所「山中企画」の社長です。

この本は10年前に書かれたものです。お笑いの歴史を説いてくれるので、私は「なつかしいな」という気持ちをもちながら読みました。

日本は若者に限らず中高年や子どもまで含めた人たちが、「お笑いタレント」を目指している、と書いてあります。

2.世の中の流れは引きこもりを増やす

いわゆる「引きこもり」の人たちも、お笑いタレントを目指して、著者の企画事務所の門をたたくそうです。

著者は「引きこもり」が増えていることについてこう述べます。

一番の原因が携帯電話、携帯メール、ゲーム、パソコンなどのパーソナル・メディアの発達だろう。(略)ことに最近では、ただメールでの交信をする「メル友」をストックしていく少年少女が増えていると聞く。そして、メールをやり取りするだけで「お互いを知っている」と錯覚する。ある意味、非常に危険な話だ。(p47)

コミュニケーション不足が、「引きこもり」を招いているというのです。

社会がコミュニケーション不足に陥っているという指摘は、現在においても当たっているといえるでしょう。いや、以前よりひどくなっている気がします。電車に乗れば、7人掛けのイスに座っている全員が、スマホをいじっている、などという光景に出くわします。

そして、私もそうなのですが、ツイッターで知り合った人と仲良くなっています。

著者は、コミュニケーション能力欠如の時代だからこそ、ますます「空気を読むのが仕事」のお笑いタレントの相対的価値が上がっていると指摘します。

3.お笑いタレントを育成する学校

1982年に、「吉本総合芸能学院(通称NSC)」が設立されています。

本の中では、NSC大阪校、東京校の出身者の掲載があります。
驚くことに、私の知っているお笑いタレントさんは、ほとんどがNSCの卒業生です。
現在は福岡、沖縄にも学校が設置されています。

NSCのホームページを見ると、「NSCという空間を利用して自らを磨き、演出してください。あなたの可能性は無限大です」と夢の膨らむような表現があります。

以前だったら個別に師匠のところへ弟子入りして、お笑いタレントを目指したのですが、今は体系的に学べる学校の場が設けられているわけです。

4.まとめ

現在でも多くの人たちが「お笑いタレント」を目指して、勉強を続けているのでしょう。アルバイトをしながら、芸人を目指す、という人もたくさんいると思います。

とにかく「お笑い」の持つ力はすごい。

もうだいぶ前の話(2018年3月)のことです。盲目の芸人、濱田祐太郎さんが「R-1ぐらんぷり」で優勝しました。同じ障害者として、勇気づけられました。

○今日の名言
世界を手に入れるために
自分の魂を失うな。
賢明さは金銀よりも価値がある。
(ボブ・マーリー)

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それでは最後に、「ありがとう」

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