2019年の「立夏」は5月6日です。
「立夏」は古代中国でつくられた二十四節気のひとつです。
「立夏」には、日にちではなく期間を指すという説をききました。調べてみます。
1. 二十四節気とは
二十四節気(にじゅうしせっき)においては、太陽が春分点をすぎて次の春分点にいたるまでの期間を二十四等分に分けて、一年の気候を示すものとしました。
1か月に「正節」(せいせつ)と「中気」(ちゅうき)が2節ずつ配置されます。
12か月×2で二十四節気になります。「立夏」は旧暦4月巳の月の正節です。
2. 立夏の意味
立夏の「立」の字には、新しい季節が始まるという意味があるそうです。
5月上旬で夏を感じるというのは、いささか早い気もしますが、「暑い夏」ではなく「さわやかな夏」の始まりととらえてみてはいかがでしょうか。
「立春」は「暦の上では春ですが、まだ寒い日が続きます」などとニュースでよく使われる言葉ですが、「立夏」はあまりニュースにならないようです。
3. 立夏とは期間を表す?
また、「立夏」には期間を表す意味もあります。
この場合は「立夏」の次の二十四節気、「小満(しょうまん)」までを指します。
2019年の「小満」は5月21日です。
この「立夏」の日から「小満」の日までを「立夏」と呼ぶこともあります。
「小満」とは聞き慣れない言葉でしょうが、「陽気が高まり、万物みな満足し始めるころ」をいいます。
なぜ「立夏」を期間というのかは、ネットを調べてみても出てきませんでした。
4. 立夏の食べ物
立夏の日に、特別食べる食べ物があるでしょうか。
これは、特に決められていません。
立夏が5月5日のこどもの日に重なる年もあるので、このときはこどもの日にちなんで、かしわ餅やちまきを食べるとよいでしょう。
また、グリーンピース、さやえんどう、アスパラガスなどが旬を迎えます。
グリーンピースを使った豆ご飯などどうでしょうか。

今は季節に関係なくなんでもあるから、旬を感じづらいな

でも旬のものを食べると身体によいと言われていますよ
5. 2019年の立夏はゴールデンウィーク最後の日
2019年の立夏は、5月5日のこどもの日が日曜日のため、振り替え休日となります。
ゴールデンウィークにお出かけする方も多いと思いますが、最後の日ぐらいゆっくりして、英気を養いたいものですね。
6. まとめ
以上、二十四節気のひとつ「立夏」について、期間を指す場合があることや、食べ物についてみてきました。
せっかく四季のある日本に住んでいるのですから、季節を大切にすごしたいですね。
参考

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