この記事では、精神科の診察では何を話すべきかについて説明します。
精神科にかかっている皆さん、診察では何を話すべきか迷いますよね。
またこれからかかろうとしている皆さん、最初は何を言ったらいいのか緊張するでしょう。
何を話すべきか考えるにあたっては、準備が必要です。
それは、前もって話すことをメモしておくということです。
1.今日は精神科の診察日
今日は、精神科の診察日でした。
退院して当初は1週間に1回の診察(通院)でした。現在は4週間に1回の診察(通院)です。
精神科の診察は午前9時半からですが、家を出るのは8時15分です。
今日は朝から不安症状に悩まされ、頓服で処方されている抗不安薬を飲みました。
私のように4週間に1回と、次回の診察までに時間がある場合は、診察日1日、2日前のことではなく、4週間の状況を話さなくてはなりません。
体調・心の状態の変化などを話すことになります。
話す準備をしておけば、診察はスムーズに進みますよ。
2.今日の診察で話したこと
私は手帳に、「早朝覚醒」とメモをしておきました。
「早朝覚醒」とは、午前3時、4時に目が覚めて、眠れなくなることをさします。
先生に、「早朝覚醒が週に1、2度あります」と話しました。
すると、先生は、「じゃあ睡眠薬を追加してみようか」とおっしゃいました。
私は「お願いします」と答えました。
そして、「なぜ不眠になるのか」ということを、勇気を持って聞いてみました。
そうしますと、先生は「人それぞれに理由がありますね。加齢により睡眠が浅くなることもありますよ」と言われました。
その後、「そわそわしたことはありませんか」と質問され、見栄をはって「ありません」と答えてしまいました。
本当は不安な症状がでているのです。この点は正直に言うべきだったと後になって反省しました。
3.診察で何を話すべきか迷ってしまう人に
精神科の診察では何を話したらよいか迷ってしまう方には、「困っていることを何でも話せばよい」とアドバイスをいたします。
もし、あえて話したくないことがあるなら、話さなくともよいです。
ただし聞かれたことには正直に答えたほうが望ましいです。医師は患者が診察で話す内容によって投薬の判断をするからです。
それにしてもつくづく思うのですが、ありのままを話すのはむずかしいです。
心の状態を言葉で説明するというのが、なんともやりにくいことなのです。
これが、「どこかが痛い」というような身体的な症状なら、説明も簡単でしょう。
しかし「漠然と不安である」とか、「毎日が絶望的である」とか、(私もそう感じているのですが)言われた方も困ってしまうだろうな、と先回りして考えてしまうのです。
4.診察が終わって
精神科の診察が終わって、病院が用意してくれている送迎バスを待つまでの時間。
いったい自分はなぜ統合失調症になってしまったのだろうか。
これは考えてもしかたがないことです。それでも考えずにはいられないことなのです。
診察室の前で待っていると、患者さんひとりではなく、家族の方が一緒に診察室に入るのもちらほら見かけます。
たとえば若い女性に両親が付き添っているような光景。
患者さん自身ではうまく説明できないことがらも、家族であれば客観的に見てどういう状態なのかを話すことができるのかもしれません。
5.診察(通院)を楽しくする方法
病院へ行くのがいやで、不安症状を起こしてしまう私ですが、診察(通院)をなんとかして楽しいものにする方法を考えてみました。
それは、「買い物をする」ということです。
私は普段外出することがほとんどありません。買い物に出かけるのも、一番近くのコンビニに行くのがやっとです。
それで、昨晩から、「診察にいったら買い物をしよう」と決めていました。
今はいているジーンズが、そろそろ古くなってきたので、新しいのを買おうと思ったのです。
はじめにユニクロでジーンズを探しましたが、27インチのものは店頭に置いていないといわれました。お店にあるのは28インチからで、27インチのものを買うにはネットで注文してくださいとのことでした。
今はいている28インチのジーンズはゆるいのです。
そこで、ジーンズ専門店へ行き、27インチのEDWINのジーンズを買いました。7000円しました。
6.まとめ
以上、精神科の診察では何を話すべきかについて説明してきました。すでに精神科に通っている方、家族を精神科へ連れて行きたいがどうしたらよいかわからない方への、参考になれば幸いです。
○今日の名言
人間はやり通す力が
あるかないかによってのみ、
称賛または非難に値する。
(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
それでは最後に、「ありがとう」
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