『自分を愛するたましいのレッスン』ソニア・ショケット(ダイヤモンド社)を読みました。
この記事は、その本の中で気になった2か所について述べています。
1.あわただしいビジネスマン・主婦の方へ
あなたは朝目が覚めたら何をしますか? 目覚まし時計にむりやり起こされ、身支度を整えて、朝食をとり、家を出て、満員電車にゆられて会社に向かうかもしれません。
また、主婦の方であれば、子どもを起こして、料理を作り、食べさせてから学校へ送り出しているのかもしれません。
毎日があわただしく過ぎていきます。
そんな中で、心のゆとりをもつことも可能です。
著者はこういいます。
私は今朝、目覚めたことに感謝します
私は考えることができることに感謝します
私は呼吸していることに感謝します(p91)
朝目覚めることなんて当たり前だろう? と思われるでしょうか。
私は「奇跡」だと思います。
だいぶ前のことになりますが、高校のクラス会がありました。
年齢は55歳です。
45人いたクラスメイトの中で、2人が亡くなっていました。
55歳ですよ? 人生、短すぎません?
なぜ自分ではなく、その方だったのだろう。
そう考えると「目覚めたことに感謝する」ということの意味がわかると思います。
(あ、また「思います」って使っちゃた。いかんいかん)
2.神様の計画~自分を愛する
神様には計画があります。つねにあなたのためにポジティブなものが用意されていますが、それを受け取れるのは心が開かれているとき
だけなのです。
「物事は、最後にはうまくいきます。うまくいかなかったら、それはまだ
最後ではありません」ですから、最後まで心を開きつづけ、
よいことを期待しましょう。(p124)
私はクリスチャンではないので、創造主としての神様を信じません。
しかし自分という人間を作った宇宙の法則、大いなる力は信じています。
そして、あなたにも、私にも、よいことが起こるのです。
ですので、安心してください。
仕事で上司に叱られた? 反省すべき点は反省し、今後に生かすことです。
あとは気に病む必要はありません。さっぱりと忘れましょう。
そして夜、眠りにつくとき、「明日はよいことが起こる」と期待しましょう。
いつかきっと実現しますよ。
3.まとめ
いや、よいことはもう実現しているのです。
だってこうして、生きていて、ブログを読んでいるじゃありませんか。
これが「よいこと」でなくてなんでしょうか。
つねにポジティブでいろ、とはいいません。
人間ですから、心がゆれ動くことがあります。
苦境にたったら、時間が解決してくれることを待ちましょう。
昨日、隣の市に住む母のところへ介護しにでかけました。
行く前は不安になり、頓服の抗不安薬を飲みました。
いざ行ってみると、お菓子をむりやり勧められたり。
そして話のつじつまは合いません。
帰ってきてからぐったりとなりました。
皿を洗うのも、洗濯物を取り込むのも、いやになりましたが、なんとか勇気を出して、片付けました。
そして、夜21時のこと、妻の携帯に母から電話がありました。泣いてばかりいます。私の母は耳が遠いのです。こちらから何を言っても伝わりません。10分以上つながっていたでしょうか。
その間、私は弟にメールし、「今、母から電話があったけど、まったく要領を得ない。今夜早く帰ることはできますか」と伝えました。
弟からほどなくメールが入り、「これから帰ります」とのこと。
私の母は、認知症です。私の弟(独身)と二人暮らしです。
○今日の名言
心で見なくちゃ、
ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、
目に見えないんだよ。
(サン・テグジュペリ)
それでは最後に、「ありがとう」
コメント