私は2年ほど前、占いに興味を持ちました。
その時学んだ占いの一つが、「数秘術」です。
アマゾンの注文履歴をたどってみると、2017年12月に『数秘術バイブル』という本を買っていたことがわかりました。
1. 数秘術とは
数秘術とは、姓名と生年月日から決められた数字を計算して、その数字により運勢を占うものです。
原則として1~9までの数字を使います。
数秘術は、ピタゴラスに起源をもつとされています。
ピタゴラスとは、「ピタゴラスの定理」(三平方の定理)で知られる古代ギリシアの数学者です(紀元前582年~紀元前496年)。
ピタゴラスは哲学者でもあり、「宇宙のすべては数から成り立つ」という考え方をとりました。
2. カバラ数秘術とは
ピタゴラスの数秘術が、歴史をへてユダヤのカバラ(世界最古の哲学体系)によってとりまとめられたのがカバラ数秘術です。
ピタゴラス数秘術が1~9までの数字を使うのに対して、カバラ数秘術ではこれにくわえて11、22などに特別な意味づけを行ないます。
3. 数秘術の計算方法
数秘術は、姓名と生年月日から数字を導き出します。
まず姓名ですが、これは名前をローマ字で現わして、以下の対応表にしたがって出した数字を、一桁になるまで足していくというものです。
ローマ字 | 数字 | ローマ字 | 数字 |
A | 1 | O | 6 |
B | 2 | P | 7 |
C | 3 | Q | 8 |
D | 4 | R | 9 |
E | 5 | S | 1 |
F | 6 | T | 2 |
G | 7 | U | 3 |
H | 8 | V | 4 |
I | 9 | W | 5 |
J | 1 | X | 6 |
K | 2 | Y | 7 |
L | 3 | Z | 8 |
M | 4 | ||
N | 5 |
例えば田中太郎さんの場合、ローマ字に直すとTANAKA TAROですから、2+1+5+1+2+1+2+1+9+6=30、3+0=3 となり、3が姓名数(運命数)です。
また、誕生日が1990年5月7日だとしたら、1+9+9+0+5+7=31、3+1=4 となり、4が誕生数(運命数)ということになります。
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4. 数秘術の実際
書籍には、1~9までの数字について、その意味が詳しく説明されています。
インターネットのサイトでも、無料で数秘術占いができるところもあります。
たとえば「運命の世界」というサイトがあります。
(あ、サイトに行く前に、この記事を全部読んでくださいませ笑)
このページの「あなたのナンバーを知る」というところからデータを入力していきます。
このとき姓名はローマ字で入れるといいです。
私のでた結果は、ライフパスナンバーが22、ディスティニーナンバーが4、ソウルナンバーが3、パーソナリティーナンバーが1でした。
そしてそれぞれの数字をクリックしてみると運勢がわかります。

数秘術では相性も占えるようだな

そのようですね
5. 数字の黄金比
本を購入したときのメモにこんなことが書いてありました。
「分厚い本なので、パラパラとめくって、読むのは明日にする。そしてあることを思いついたのだが、すぐに忘れてしまった。眠ろうとして布団に入ったとき、『黄金比』という言葉がふいに浮かんできた。そうだ、思いついたのは『黄金比』だった」
黄金比とは、1:1.618の比率で、線分を分割するともっとも美しいとされます。
短辺と長辺がこの比率である長方形は、バランスのとれた形をしているそうでです。
そして今調べるまで、オウムガイの断面は黄金比である、と信じていたのですが、これは誤りのようです。
もし本当だったら、ピタゴラスのいう「宇宙は数から成り立つ」の一例になると思ったのですけれど。
6. まとめ
数秘術は誰でも計算できるため、その数字からどのような意味を見いだすかが占い師の腕の見せ所です。
あなたも数秘術を学んで、自分や家族、友人のことを占ってみたいと思ったら、本を一冊購入することをおすすめします。
ポイント
- 数秘術にはピタゴラス式・カバラ式がある
- 姓名と生年月日を用いて占う
参考

(アイキャッチ画像:photoBさんによるからの写真)
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