私の孫(男の子)は、4月から1歳で、保育園に入ることができました。
七夕について調べていると、保育園でも、七夕飾りをして、願い事を短冊に書くそうです。
果たして1歳児の代わりに親が書く例としてはどんなものがあるでしょうか。
1. そもそも七夕の由来とは
ではそもそも七夕の由来とはなんでしょう。
これは、「古事記」にまでさかのぼることができます。
「古事記」とは日本最古の歴史書で、西暦712年に編さんされました。
そのなかに、「棚機女(たなばたつめ)」という女性が登場します。
「棚機女」とは一人の女性を指すことばではなく、機(はた)を織る女性全般のことを指しました。
女性の織る布を、水神に献上する風習がありました。
これに、中国から伝わった行事が加わります。
中国には、機織りが上手になるようにと、織姫星に願い事をする習わしがありました。
ですので、七夕の願い事は本来「技術が上がりますように」ということだったわけです。
2. 子供の視点からの願い事
七夕の願い事には、子供の視点から書くものと、親の視点から書く願い事とがあります。
まずは子供の視点の方からみていきましょう。
孫は1歳2か月ですが、意味のある言葉としては「ママ」しかいえません。
たまに「パパ」がでてきます。
のべつまくなししゃべっているのですが、何を言っているのかわかりません。
これでは、子供の視点を思う、といっても想像できませんね。
そこで技術向上ということで「おはなしが上手にできますように」というのはどうでしょうか。
3. 子供の視点からの願い事(2)
私たち夫婦は妻側(母方)の祖父母となります。
孫の家から15分のところに住んでいます。
そのため、ときどき孫を預かることがあります。
一方で夫側(父方)の祖父母は、遠方に住んでいます。
0歳児のお盆のときは、娘夫婦は地方の父方の祖父母の家に行きました。
ですので、七夕に書く願い事については、「○○(地名)のおじいちゃん、おばあちゃんに会えますように」と書くのがいいかもしれません。
4. キャラクターになれますように、は無理!?
ネットで調べていくと、「好きなキャラクターになれますように」という例で、「アンパンマンになれますように」「仮面ライダーになれますように」とかありましたが、ウチの孫はそこまでわからないようです。
また、保育園へ行く前は、テレビの「おかあさんといっしょ」を見ていたそうです。
「体操のお兄さんになれますように」というのも、案としてはいいかもしれません。(孫がどこまで理解していたかは不明ですが)
5. 親の視点からの願い事
これはもう、「健康に育ちますように」しかないでしょう。
子供の健やかな成長を願わない親はいません。
ものの本によると、1歳を過ぎると歩くことができるようになるそうですが、1歳2か月の孫はまだ歩けません。
娘夫婦は「これも個性」ととらえて、焦ってはいないのです。
しかし、歩けるようになった姿を想像するだけで、頬がゆるんできます。
七夕の頃には歩けるようになるでしょうか。
技術向上ということで「あんよがうまくできますように」というのも願い事になるかもしれませんね。
またプールが始まるでしょうから「上手に水遊びができますように」というのもありです。
「みんなと仲良く遊べますように」もいいでしょう。

「這えば立て、立てば歩めの親心」とはよく言ったものだな

なにごともその子のペースを見守りましょうよ
6. まとめ
以上、1歳児の代わりに親が七夕の願い事を書く例について説明してきました。
4月からならし保育を始めた孫は、1日目、2日目と泣かなかったそうですが、3日目にパパと別れるときには泣いたそうです。
そうやってだんだんと大きくなっていくんですね。
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