東京都内で新型コロナウイルスに感染した人の数が、1日100人を超えました。
感染経路が不明なものもあるということです。
もはや、東京には緊急事態宣言を出すべきだと考えます。
1.緊急事態宣言が出されるとどうなるか
東京に緊急事態宣言が出されると、知事には以下のような権限が与えられます。
・映画館、スーパー、ホテルなど人の集まる場所の使用停止指示
・都民に対して、生活上必要な場合を除いて外出しないよう要請
ただし、商業施設等の使用停止に関しては、例外があり、公共交通機関、スーパーの食料品・医薬品売り場など、病院、食料品店等は営業制限の対象から外されています。
ちなみに都立高校は、連休明けの5月6日まで休校となっています。これだけでも異常な事態であることがわかります。
2.国の休業補償
コロナウイルスによる学校の休校で、働くことができなくなった保護者に対して、休業補償金が出されることになりました。
詳細は厚生労働省のホームページに記載されています。
企業が特別の有給休暇制度を設けることが条件です。
申請は個人ではなく、企業が行ないます。
現行の制度は3月末までに働くことができなかった人が対象ですが、今後拡大される可能性もあるでしょう。
3.安倍首相の動向
安倍首相は、4月4日、加藤厚生労働相、菅官房長官、西村経済再生担当相らと状況分析の会合を持ちました。
東京都での感染状況を踏まえたものと思われます。
当然選択肢の中には、緊急事態宣言も入っていたことでしょう。
もういつの時点で宣言が出されても不思議ではありません。
私は無職なので自宅にいますが、元公務員なので、もし公務員を続けていたら出勤せざるを得なかったと思います。
4.緊急事態宣言に踏み切れない訳
これは推測にしかすぎませんが、緊急事態宣言を出すことに慎重なのは、ひとたび宣言を出してしまうと、どの時点で解除とすべきかがわからないということがあると思います。
そう簡単に在宅勤務ができる企業ばかりではないでしょう。
経済への影響は甚大です。
緊急事態宣言を出しても、感染者が減らなかったらどうするのか。
また医療施設不足にどう対応すべきか。課題はたくさんあります。
5.身近な例
私の家族も、この一連の動きに影響を受けています。
息子夫婦が、5月末に結婚式を挙げる予定で、招待状も出していましたが、延期になりました。(ちなみに入籍は2月に済ませています)。
また、私の妻の職場でも、今週から、在宅勤務が始まりました。
一週間のうち火曜日と木曜日を出勤日と決めて、あとは自宅でパソコン作業をすることになりました。
私の娘も、在宅勤務となりましたが、2歳児を抱えながら家で仕事をするのは難しいでしょう。

まさに前代未聞というべきだな

これからどうなってしまうのでしょう
6.まとめ
以上、新型コロナウイルスに関して、東京には緊急事態宣言を出すべきだということについて述べてきました。
・緊急事態宣言が出されたら、国民ひとりひとりがどう行動するかが問題
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