今日の記事はマニアックになります。
TRPGとはテーブルトークRPGの略で、ドラクエやファイナルファンタジーといったRPGをゲーム機ではなく紙と鉛筆、サイコロで遊ぶものです。
今回「トンネルズ&トロールズ(T&T)」のソロアドベンチャーを手に入れましたので、それをプレイした様子を書きます。
私は「トンネルズ&トロールズ」のルールをほとんど知りません。
なのでTRPGが初めてという方にも役立つ記事になるでしょう。
1.TRPGのリプレイおすすめ
「TRPG リプレイ おすすめ」で検索しても、ソロアドベンチャーのものはたぶんないでしょう。
リプレイという概念が複数人で行なうものを指すからです。
でも一人でも多くの人に「トンネルズ&トロールズ」を知ってもらいたいという気持ちから、ソロプレイの記録をここに書きます。
用意したのは「トンネルズ&トロールズでTRPGをあそんでみる本」と「トンネルズ&トロールズ ルールブック」です。
もっとも、「あそんでみる本」に載っているのは簡易版なので、ルールブックがなくてもあそべるよう説明されています。
どちらも2~3週間待ちです。気長に待っていてください。
なお、この「あそんでみる本」は活字が小さいです。
老眼の私は読書用ルーペを買いました。
2.ソロアドベンチャー「老いぼれクーティ亭の冒険」
「あそんでみる本」に掲載されているソロアドベンチャーが「老いぼれクーティ亭の冒険」です。
作者は知る人ぞ知る、杉本=ヨハネという人です。
ではさっそくルーペ片手に始めましょう。
あっネタバレが嫌な方は読まなくていいです。
2-1.冒険の練習
まず2人のキャラクターの中から1人選びます。
私は男性の戦士を選びました。
「老いぼれクーティ亭」という酒場兼宿屋に行きます(冒険はたいてい酒場で受け取ります)。
案の定、冒険話がありました。
領主お抱え魔術師イズキエルダが数日の仕事でかなりの報酬を支払ってくれるそうです。
仕事を請負に魔術師イズキエルダのところへ行きます。
「地下洞窟に住みついた怪物、オークを退治してくれ」という依頼です。
武器として短剣(攻撃力ダイス2個)を手に入れます。
舞台となる遺跡に入ります。
いきなり天上から槍が降ってきます。
ここでセービング・ロールというものを行ないます。
ここでは、幸運だったら槍に当たらない、ということですね。
私のもともとの幸運度は13。サイコロを2つ振って5と6。うまくクリアしました。
洞窟の通路は大広間へとつながります。
狂犬が現われます。
戦闘の練習です。詳細なやり方は省略しますが、サイコロを何度か振ります。
戦闘に勝ちました。練習ですので、オークとは出会いません。
依頼主の魔術師イズキエルダのところへ戻ります。
短剣が回収され、「装備を整えてこい」と言われて金貨90枚を与えられます。
2-2.「老いぼれクーティ亭」に着く
さあ冒険が始まります。スタートの舞台は「老いぼれクーティ亭」です。
そこにいる魔術師に声をかけてみます。
仲間になるのに金貨100枚いるというのであきらめます。
次に女盗賊に声をかけます。
盗賊はコルタと名乗ります。
(そういえば主人公の名前を決めていませんでした。ヒロとしておきますか)
金貨50枚で同行するというので支払います。
冒険者市場の武器の店へ行きます。
金貨が40枚しか残っていないので、ショートソード(金貨50枚)は買えません。
しかたなく短剣(金貨10枚)を買います。
次に防具の店に行きます。
しかしここでも買えるのはバゴネット(頭、金貨16枚)とゴーントレッド(手、金貨30枚)のみ。
お金を全部使ってしまうのもいやなので、バゴネットを買います。
頭だけに防具をつけて、胴は「ぬののふく」なんでしょうか(笑)
3.地下洞窟の探検へ
3-1.次の冒険
魔術師イズキエルダから次の依頼を引き受けます。
地下洞窟のオークを駆逐するのがここでの任務です。
地下洞窟へやってきます。洞穴は大きく広がり、広間めいた場所に出ます。
大きな穴と、小さな穴がみえます。
大きな穴のほうへ向かうことを選びます。
オークがいます!
仲間の盗賊がスリングを撃ちます。
石は見事に命中。オークをやっつけます。
死体から革の腕輪を手に入れます。
たき火を調べると、松やにがあります。
今後「転倒しなかったかどうか」のセービング・ロールを行なうときは、必ず成功します。
3-2.2匹目のオークを倒す
狭い洞窟を進み、やがて地下を流れる川の前に出ます。
川の前にはハーフオーク(人間とオークのハーフ)がいます。
戦うことになります。2匹目のオークを倒しました。
金貨80枚と棍棒(攻撃力ダイス3個)を手に入れます。
カヌーを使って川の向こう側へ行きます。
ホブゴブリンたちが酒を飲んでいます。
友好的に振る舞うことに決めました。
すると数匹のホブゴブリンたちに体を押さえつけられ、タトゥーを彫られます。
サイコロを振って魅力点に変化があるかどうかを決めます。
サイコロの目は4。魅力点に変化はありません。
金貨20枚が取られそうになります。
取り返すために戦います。サイコロを振って勝負します。勝ちました。
金貨20枚を取り返しました。
4.オークと巨大なオーガーに出会う
4-1.前方のオークと巨大なオーガーに出会う
前方に3匹のオークと巨大なオーガー(フログル)がいるのに出くわします。
オークは巨大なオーガーを押さえつけようとしていますが、うまくいっていません。
オーガーはオークの一匹をつかみ、首の骨をへし折ります。
ここでオークを倒すかどうか決めますが、しばらく見学することを選びます。
するとオーガーは残りのオークすべてを死なせてしまいます。
私は心のなかでオーガーに礼をいい、そそくさとその場を去ります。
4-2.種族変換器
鍾乳洞の奥地へと進みます。
滝の向こう側に大きなからくり箱があるのを見つけます。
いつの間にか魔術師イズキエルダが立っています。
「それにふれると別の種族になってしまうぞ」と説明を受けます。
ドワーフ、オーク、エルフ、ワーウルフになれるようです。
私は人間のままでいたいので、種族変換器を使うのはやめておきます。
これで「地下洞窟」の冒険を無事に終えました。
次の冒険へと進むことになります。
5.まとめ TRPGのリプレイおすすめ トンネルズ&トロールズ
「トンネルズ&トロールズ」は1975年に発表されました。
日本では1987年に、第5版が翻訳されて、一人で遊べるソロ・アドベンチャー(ゲームブック)がいくつか発売されました。
その後、版を重ねて2015年に「完全版」が出ました。
これほどの歴史のあるTRPGというのも珍しいです。
アメリカではコンピューターゲームとしてのRPGもブームになり、1987年には日本でそのブームを受けて「ドラゴンクエスト1」がファミコンで発売されることになります。
TRPGとしてのゲームブック、コンピューターゲームとしてのRPG、どちらも魅力があります。
今まで私は朝から晩までパソコンに向かっていて、一切ゲームをしていませんでしたが、今後は息抜きに、ゲームブックやパソコンでゲームをしたいと思います。
- TRPGのおすすめはトンネルズ&トロールズ
- 1975年に刊行され、いまだに遊び続けられているゲーム
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