うつを治すには、病院へ行き、適切な服薬が必要です。
もし不眠が続いたり、意欲がわかなかったりしたら、うつの可能性がありますので、すぐに受診することをおすすめします。
私もこんなに長い間病気になるとは思ってもみませんでした。
『脱力のすすめ』小林正観(イーストプレス)という本に、うつを治す珍しい方法が載っていましたので、お知らせします。
1.うつになるのは生まれる前から決まっていた?
小林正観さんはその著書で興味深いことを言っています。
宇宙的には、運がいい、悪いということは
ありません。
なぜなら、病気をすることも、事故にあうことも、
災難にあうことも、すべて生まれる前からの
シナリオだからです。
(p37)
ここでいう「宇宙」とは、私たちが観測できる宇宙のことではなく、
目に見えない大きな世界とでもいえばいいでしょうか。
この「生まれる前からのシナリオ」とはどういうことでしょうか。
私たちは、生まれてくる前に、どんな人生を生きるのかを選んでいるのだという考え方です。
人生を計画してくるのです。
この計画には大きなものから小さなものまであります。
じゃあ、今朝ごはんを食べたのも、生まれる前から決まっていたのか、と聞かれると、必ずしもそうというわけではありません。
生まれる前からのシナリオは、おおざっぱなことを決めておくもの、
小さなできごとまでを決めておくもの、いろいろなレベルのものがあります。
どんな仕事をするのか、結婚するのかしないのか。
自分の意志で決めたように思えることがらも、実は生まれる前から決まっていたことなのです。
「なぜ病気なんてものを選んでしまったのだ」とあなたは思うかもしれません。
生まれる前からのシナリオで、逆境が決められていたとしても、そこから脱出する方法も用意されているのです。
「病気」を選んだのも、病気とともに過ごしていく、病気を治そうと努力する、など、さまざまな道筋があってのことです。
2.うつから治るには
小林正観さんがおっしゃる、うつから治る方法があります。
うつになる人は、暗い顔をして、暗い言葉を好みます。
ですから、治りたいという意思がある場合は、バカ笑いをすること+「うれしい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」という七つの言葉を各三千組言うことをすすめています
(p126)
「なんだって? そんな非科学的なことがあるもんか」と思われる方が多いでしょう。
私は以前うつで、現在は統合失調症です。
散歩するとき、ともすれば下を向いてしがちです。
それに気づくと、「いけない、いけない」と思い出して、胸を張って歩くようにしています。
どうしても落ち着かないときは、抗不安薬を飲むこともあります。
そして決められた薬を飲みながら、毎日を生きています。
この「うれしい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる」という言葉ですが、私は毎日30回唱えるようにしています。
今日で90日目、2700回です。
3000回を超えても続けるつもりです。
3.まとめ
うつはこころの病気ですから、治すのもこころから出発しなくてはなりません。
言葉を唱えるのであれば、お金は一銭もかかりません。
うつも急性症状のときは、こんな悠長なことはいってられないでしょう。
しかし、慢性的な状態を迎えたら、こうやってこころを温めることが大事です。
この記事がうつの人に少しでも役に立てればいいなと考えます。
Twitterで、ある人の書き込みに対して、励ますつもりでメッセージを送りました。しかし意図が伝わらず、「どういうことですか」と何度も質問メッセージがきました。
こうなるとひたすら謝るしかありません。
ネットというのは、便利なものである反面、取り扱いに注意が必要です。
たとえば、リアルで「バーカ」と言ったとしても、笑いながら、本当はバカにしていないんだよ、という口調で言えば、受け取った方も腹が立ちませんが、ネットで「バーカ」と書かれたら、憤慨するのが当然でしょう。
これから気をつけたいものです。
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それでは最後に、「ありがとう」
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