昨日に引き続き、『週末作家入門』廣川州伸(ひろかわ・くにのぶ)(講談社現代新書)の感想をお伝えします。
1.ビジネス書をつくろう
この本の第3章は、「ビジネス書をつくろう」というタイトルです。
あなたがもし、創作ノートから(略)「読者に語るべき内容=小テーマについて、50項目を提示することができたら、それはビジネス書として刊行できる可能性があります
(p117)
著者は、「創作ノート」をつけることを勧めています。
どこか別の本で書いてあったのですが、紙の本を出すときは10万字必要だとされています
(電子書籍 1万字)。
2.10万字とは
50項目というと、1項目2000字で10万字。
50項目となると、相当のボリュームです。そう簡単にだせる項目ではありません。
仕事をもちながら、週末に作家気分で進めるあ会い、周辺情報を集めるだけで1年間はかかると覚悟しておいてください(p164)
1年間かけてひとつのことに取り組むなんて、相当根気がいります。
この本は「ビジネス書」について書いてありますが、ちまたには「小説を書く本」というものがたくさん出回っています。
この本はリアルに「本を書く」ことについて述べています。
私はたくさんの「小説の書き方」についての本を読んできました。
しかしこの『週末作家入門』のように、本当に書き手の立場に立った本は見たことがありません。
3.まとめ
著者は冒頭に、土曜日の夜、グラスをかたむけながら本を書く、などと夢物語のようなことを書いていますが、実際には相当ハードな作業のようです。
「でも、いつかは本を書いてみたい!」というあなた。
夢を捨てる必要はありません。この本を読んで、勉強を始めてください。
4.追記
引き続き「早朝覚醒」の話です。
昨夜は午前2時に目が覚めて、追加眠剤(睡眠薬)を飲みました。
が、結局午前5時起床。
以前の記事で「気功」について書きました。
関連記事>体調が思わしくない方は「気功」をやってみたらいかが?
朝食前に気功をすると、小一時間はかかってしまいます。
今原稿を書いているのは午前8時半ですが、眠気が襲ってきます。正確に言うと、眠気ではなく、目がしょぼしょぼする感じなのですが。
とにかくパソコンをぶっ通しでやらないことが大切です。
○今日の名言
あなたの夢は何か、
あなたが目的とするものは何か、
それさえしっかり持っているならば、
必ずや道は開かれるだろう。
(ガンジー)
それでは最後に、「ありがとう」
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