夜回り先生こと水谷修さんが、自身のサイトで閉鎖をほのめかす投稿をしました。
いったい何があったのでしょうか。
1. 夜回り先生とは
夜回り先生こと水谷修さんは、1956年5月8日生まれ。
高等学校の教諭を務めています。
2000年頃から、夜の繁華街をめぐり、子どもたちを救う活動を行なったことで、「夜回り先生」と呼ばれました。
その後、本を出版したり、全国で講演会を行なったり、多方面にわたって活動していました。
2. 夜回り先生はガンだった
— churao-news (@ChuraoN) 2019年8月22日
出典:Twitter
水谷修さんは、2014年と2015年に胃と腸のガンにかかりました。
手術は成功して、無事元の身体に戻りました。
それにしても、本人は明らかにしていませんが、後遺症が残っていたのかもしれません。
あるいは体力が弱ってしまったとも考えられます。
3. 夏休みに入って相談が急増
水谷修さんのサイトに関連しては次のように述べられています。
2019年7月29日には「夏休みに入ったせいでしょう。女子中学生、女子高校生の親からの相談が続いています」と、子どもたちの休みに合わせて相談件数が増えたことを告白。(略)新学期に向けて「私にとって一番怖い1カ月が始まります。頑張らないと」と自身を奮い立たせていたようでした。
出典:ねとらぼ
4. 水谷修さんのサイト閉鎖宣言
ところが8月21日には、「さようなら。もう、疲れました」という文言がサイトに掲載されました。
夜回り先生が鬱病になってた pic.twitter.com/oemdeU84tn
— ?? (@nakanaideneru) 2019年8月21日
出典:Twitter
本を出版しているのに、それを読んでくれずに相談してくる人たちについて、途方にくれていたのかもしれません。
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5. 水谷修さんはうつ病なのか
水谷修さんがうつ病なのかどうかは、はっきりしていませんが、「もう、疲れました」という言葉には、つらい気分が込められているのがわかります。
私もかつて「うつ病」でした(現在は統合失調症)。
なので、よくわかるのです。
もう何もかも面倒になる。ほとほと疲れ果てました。
私はあるカウンセラーさんのメルマガを読んでいるのですが、昨日、本当に苦しくなって、「もう消え入りたいです」とメールを送りました。
すぐさま返事が戻ってきて、「そんなことは絶対やめてくださいね」と書いてありました。
私もわかっています。
しかし一晩寝て、起きてみても、落ち込んだ気持ちが続いています。

心の病気というのは本当にやっかいだな

このつらさはなったことのある人しかわからないでしょうね
6. そもそも公的機関が相談にのるべき
水谷修さんの活動はすばらしいですが、本来個人で対応すべき問題ではなく、学校・自治体など公的機関が受け止めなければいけない問題です。
なぜ学校への不信感が生まれてしまうのか。
教師にも、メンタルヘルスに関する研修をもっと多く受けさせるべきです。
養護教諭でもいいかもしれません。
私もかつて「いのちの電話」に何度も電話をかけたことがありましたが、話し中で全然つながりませんでした。
7. まとめ
もう水谷修さんには、いい意味で引退していただきたいです。
正義感の強い方ですから、また復活なさるかもしれませんが、無理のない範囲で活動してもらいたいです。
- 夜回り先生が活動休止
- かつてはガンに侵されていた
- ゆっくり休んでもらいたい
(アイキャッチ画像:kkphotoさんによるからの写真)
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